よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

大佛茶廊(大佛次郎別邸)@鎌倉市雪の下 1-11-22

大佛次郎を歩く其の1
大佛茶廊(大佛次郎別邸)@鎌倉市雪の下 1-11-22


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水戸市泉町の古着屋「ストレイシープ」は店主がヨーロッパで買付けしてくるマニアックな品揃えで遠来の客も多い。
店主の世田 匡典さんは遠方のお客様の要望に応え、川崎市に支店を出すことにした。偶々、打ち合わせに上京する高速バスに乗り合わせ、隣の席だったので雑談を交わした。僕が横浜に行くとの話から「店のお客様に鎌倉で土・日・祭だけ喫茶店をなさっている方がいらっしゃいます。祖父が大佛次郎と云う小説家で、その屋敷を使用しているらしいです」と云う。

大佛次郎(1897年 - 1973年)は、『鞍馬天狗』シリーズの作者として有名だが、現代小説、歴史小説、ノンフィクション、さらには新作歌舞伎や童話などまでを幅広く手がけた作家。『水戸黄門』『天狗騒動』など水戸に関する著作も多く、『天皇の世紀』冒頭の「黒船到来」では水戸藩主・徳川斉昭が重要な部分を占めている。
水戸に所縁の作家のお宅、とあれば訪ねておくべきだ。
横浜の「港が見える丘公園」には「横浜市立・大佛次郎記念館」も在る。

青春18切符春の陣第1弾は「大佛次郎を歩く」とした。

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鎌倉駅から鶴岡八幡宮に向かう大路の右側、雪の下郵便局の少し先を見火に曲がると住宅街の路地、黒板塀に囲まれた邸宅がある。

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門柱に「大佛茶廊」の小さい表示、可愛い猫が描かれている。
大の猫好きとして知られている。

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大正8年に建築された茅葺き屋根の数寄屋造り。
鎌倉市の文化財に指定されている。

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青竹に赤い椿が、
竹の器は出入りの大工さんが毎年暮れに届けてくれると。

部屋の中には遺品などが若干展示されてある。

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生前のお姿。

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特に重要と思えたのは、鎌倉の自然を守る「風致保存の会」の中心人物だったこと。
鎌倉の宅地開発による自然破壊を心配し、歯止めをかけるべくイギリスのナショナルトラストを日本に紹介し実践した。
これにより、鎌倉の開発にブレーキがかけられるようになった。

遺品の多くは鎌倉市に寄付され、港が見える丘公園内の「大佛次郎記念館」に収蔵され、公開されている。


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熊谷守一の書を配した屏風。

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手入れの行き届いたに庭。
梅は盛りを過ぎたが、桜の頃に再訪したいと思っている。

  1. 2017/03/07(火) 15:59:59|
  2. 旅行
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Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
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重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
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