よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

「独居老人スタイル」都築響一著 筑摩書房刊

「独居老人スタイル」都築響一著 筑摩書房刊

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20日(日)に「ひめくり俳句会」の月例会があった。
月に一度、頭の体操と思い参加しているが、各々方が選んだ句に対しての感想を聴くと、思いもよらない発見などがあるのが楽しみだ。
会主はいなく、輪番の当番さんがすべてを仕切る。
今月担当の吉治さん、山登りや自家菜園など守備範囲が広い。
お茶うけに、自家製の「青梅のゼリー」やミニトマトの酢漬けなどを持参されたが、これが商品として売れるほどに旨い。

その他の雑談も愉しみだが、特に、画家の福地靖さんは長老的な存在で、日常のよもやま話は面白い。
この日は「独居老人スタイル」という本を持参された。
面白そうなので、来月の句会までお借りした。

16人の独居老人の暮らしぶりが紹介されている。
都知事選に立候補したり、はたまたブリキの彫刻家として展覧会を開催するアーティスト秋山祐徳太子(あきやまゆうとくたいし)
ゴミ屋敷のような部屋に寝起きし「片付けるってのは、消極的なことですよ。」とのたまわく。
「片付けなくちゃ」と常日頃感じている僕には力強い生き方だ、
登場人物の全てに沢山の写真が添えられているから、凄く分かりやすい。
写真は、カラーとモノクロだが哀愁感が漂っている。

91歳で3点倒立を披露する伝説のアーティスト・ダダカン。

新宿の荒木町、路地裏の飲食街に着物姿にギターを抱えて姿を現す「流しの新太郎」今では珍しい「流し」が存在している。
「荒木町」も一度は訪れたいネオン街だ。

新宿3丁目のスナック「香夢」(がぼう)のママ・鈴木惇子。 

福島県本宮市、人口3万人ほどの福島で一番小さい市。
「本宮映画劇場」館主・田村修司。

品川区西大井界隈、シャッター街の一角に「モミジ堂」と書かれた薬局。
そのままを利用したアトリエ兼画廊。
画家「戸谷誠」絵描きでは食えないので、午前中はビル掃除で生活費を稼ぎ、午後から絵を描く。

道化師「ブッチャリン」
漫画家「川崎ゆきお」
日曜画家、写真家の「川上四郎」

何れの登場人物もお金や世間の名声には無縁で、自分が好きな道を歩んでいる。


その様な人生を「好む好まないは」人それぞれだろう。
「独居老人」がテーマだが、独居も老人も特別に意味はなく、どの様な生き方を選択しているかを提示している。

僕には、しっくりとくる人達と行ってみたい町や店が沢山あった。
  1. 2014/07/15(火) 20:29:48|
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離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
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