よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

「波山をたどる旅」上映会 @近代美術館

「波山をたどる旅」上映会 @近代美術館
1月18日 15:00~17:00
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茨城県出身の陶芸家・板谷波山の「人と作品」を紹介する映画が完成し、茨城県立近代美術館の地下1階のホールで上映された。


映画は2部構成で各々40分。

第一部は
板谷波山の生涯を写真や再現ドラマでたどる。
2012に年度「ミス日本ミス着物に」に輝いた水戸出身の海老澤佳奈さん初主演。進路に悩む美大生が板谷波山の作品に出合い、出生地の下館、窯場を築いた田端、多くの作品を保存展示している笠間の茨城県立陶芸博物館など各地を訪ねる。関係者のインタビューなどを通して、波山の作陶の真髄を理解してゆく物語。
10年前の映画『波山』で主役を演じた榎木孝明が美大の教授役で友情出演。
大多数の役者は地元のアマチュア劇団員などだ。
南町のK写真館の奥様が母親役で出演されていたのには驚き。

再現ドラマで波山を演じたのは陶芸家・戸田浩二氏。
青銅器を模したシャープな造形で注目されている作家だ。
筑波大学体育専門学群卒業し、水戸ホーリーホックの前身のプリマハムでサッカー選手として活躍。その後、陶芸の道に転身し伊藤東彦氏の下で修業し独立した異色の経をもつ。
今回は役者として登場したが若き日の波山を偲ばせる端正なマスクで好演していた。多才な方である。

第二部は
波山の遺族や研究者にインタビューした証言や解説などで構成されている。
元出光美術館学芸員で現在は学習院大学教授・荒川正明氏。
中国陶磁に関しても高い見識を持つ、波山研究の第一人者。
彼もまた水戸出身であるのは、水戸の誇りだ。
波山のお孫さんで、銀座で着物を商っておられる村田あき子氏。
茨城在住の漆芸家・人間国宝の大西勲氏。
茨城県陶芸美術館館長の兼子賢治氏などが波山の人と作品を紹介する。

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一部と二部の間に、出演者とプロジューサーの金澤大介氏が舞台挨拶。
ミス日本の海老澤佳奈さん、さすがに素敵でした。

この映画は以前から企画されていたわけではなく、海老澤佳奈さんが日本一に輝いた昨年、支援する方法は?とスタートしたとのこと。
茨城県を始めとする関係する市町村や多くのボランテアなどに支えられ完成した。

今後の上映は、筑西市のスピカで1月19日。
県近代美術館で2月26日〜3月3日。
県陶芸美術館で20日、22〜27日に上映とそれぞれ上映初日に出演者の舞台あいさつが行われる。

それ以降は、学校や公民館など公共施設で上演を予定している旨の案内があった。教育・啓蒙などの役割を担い、時代を証言する映画である。

今日の午後3時からの会場は満席で、7時からの上映も多くの方が集まったであろう。
関係者の皆様方、ご苦労様でした。


  1. 2013/01/18(金) 21:18:58|
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離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
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