2008/11/09
アートによる街創り
「人とアートと街」
第28回国民文化祭・いばらき2008水戸ルネッサンス文化の祭典、の事業の一環として水戸青年会議所が企画した、連続講座「人とアートと街」と題する連続講座が水戸芸術館会議場で11月1・2・3の3日間開催された。
水戸芸術館現代美術センター主任学芸員森司さんが、街や地域に係わるアート事業を長年展開してきたアーティストやキュレーターを選び、対談や鼎談を通し「人とアートと街」を考えてみよう、とする企画だ。
3回の連続講座だが、都合が付かず最終回のみ出席し聴講した。

僕は、水戸は芸術館を中心とした文化的な街づくりを再構築するのが、水戸を元気にする一番適切な方法と考えている。今回の講座の内容は納得する事が多かった。
講師は・秋元雄史金沢21世紀美術館館長と池田修・BankART1929代表のお二人。

秋元雄史さんは1955年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。91年から2004年6月まで、(株)ベネッセコーポレーションに勤務。美術館の運営責任者として国吉康雄美術館、ベネッセアートサイト直島(旧・直島コンテンポラリーアートミュージアム)の企画、運営に携わった。
ベネッセアートサイト直島は、香川県直島町(人口3600人の島)に(株)ベネッセコーポレーション(旧福武書店)が1989年から自然と建築と美術の共生を目指して始めた複合型の芸術活動。瀬戸内海に浮かぶ芸術の島として、年間の来島者は数十万人を数える人気の芸術・観光スポットとなった。宿泊のホテルまで全て芸術作品が展示されていると言う。僕も是非行ってみたいと思いつつ実現していない、夢の島だ。
直島での実績が評価され、2007年金沢21世紀美術館(2004年開館)の2代目館長に就任した。
金沢21世紀美術館は、世界の同時代の芸術を広い視野から独自の視点で紹介することを目指し、美術を中心にして、音楽、演劇、ダンス、映画など幅広い活動を展開している。
年間来場者が130万人という、驚異的な数字を誇っている。
水戸芸術館をモデルに、或いは基本に据えてさらに充実させ、更に運営面でも工夫を凝らしているようだ。水戸芸術館も見習うべき点は有りそうだ。
金沢21世紀美術館も僕は訪れた事が無く、ぜひ行きたいとは思っている。
秋元さんが金沢に赴任して感じたのは金沢の文化度の高さだという。金沢に暮らす人たちの歴史の積み重ねからくる基本が違うと感じるとのことである。茶道・工芸品・お菓子を含めた食文化等、日常の生活が素晴しい、とのことだ。
北陸の古都・金沢は沢山の観光客が来る。水戸も梅の都・城下町水戸、共通の要素が有ると思うが、残念ながらその差を認めざるを得ない。
芸術館を初め歴史館や県立美術館等が連携し、一年を通して観光客の来る街、文化的な街に成れないはずはない。
芸術館を初め歴史館や県立美術館等が連携し、偕楽園・千波湖も舞台に、一年を通して観光客の来る街、文化的な街に成れないはずはない。
金沢では「カフェイン水戸」と同様な「金沢アートプラットホーム2008」が10月4日から12月7日まで開催されている。これまた、水戸の「カフェイン水戸」と同様に街中を舞台に美術を展示する手法だ。しかし、規模の大きさ・多くの市民の参加・宿泊も可能・作品のレンタルも可能等多くの新しいアイデアが詰め込まれているようだ。
この点も、水戸としても参考になる。良いことはドンドン真似をすべきだろう。良き模倣は良き創造に通じる。
横浜のBankART1929(バンカート1929) 代表の池田修さんは1957年、大阪生まれ。

84年、都市に棲むことをテーマに美術と建築を横断するチームPHスタジオを発足。ヒルサイドギャラリー(代官山) ディレクターなどを経て、2004年から横浜市が推進する文化芸術創造プログラム「BankART 1929」に副代表として携わり、06年より現職。
BankART1929は、横浜市が推進する、歴史的建造物や港湾施設等を文化芸術に活用しながら、都心部再生の起点にしていこうとする文化芸術創造の実験プログラムのひとつである。 範囲はアート、建築、パフォーマンス、音楽、会議他あらゆるジャンルに渡る。スタジオ、スクール、カフェパブ、ブックショップ、コンテンツ制作をベースにしながら、主催、コーディネート事業等、年間650本以上の事業を活発に行ている。というから驚きである。
現在進行中の「横浜トリエンナーレ 2008」とも連携しながら沢山のイベントを進行中だ。
![ikeda009_02[1]](http://blog-imgs-23.fc2.com/y/o/c/yochan310/20081109013410.jpg)
横浜市が係わっているにしても、殆どの分野は自主的に運営されて、官が主導している感じはしない。従って自主独立に運営されているようだ。
この辺りも多くの地方自治体が見習う点であろうし、水戸市長初め議会や市の職員も勉強して欲しいと思った。
主催した水戸青年会議所は今回の講座の内容を多くに市民に知ってもらう努力と、内容を、具体化する施策を是非お願いしたいと思った。
僕も水戸青年会議所に20年在籍したが、青年会議所の活動は提言はするが具体的な行動には移れない、継続した運動が難しい。という弱点がある。
仕事の合間の活動だからやむを得ないといえるが、水戸の魅力をよりいっそう高め、世界に向かって文化を発信する水戸芸術館と協働してもらいたいと思う。
第28回国民文化祭・いばらき2008水戸ルネッサンス文化の祭典、の事業の一環として水戸青年会議所が企画した、連続講座「人とアートと街」と題する連続講座が水戸芸術館会議場で11月1・2・3の3日間開催された。
水戸芸術館現代美術センター主任学芸員森司さんが、街や地域に係わるアート事業を長年展開してきたアーティストやキュレーターを選び、対談や鼎談を通し「人とアートと街」を考えてみよう、とする企画だ。
3回の連続講座だが、都合が付かず最終回のみ出席し聴講した。

僕は、水戸は芸術館を中心とした文化的な街づくりを再構築するのが、水戸を元気にする一番適切な方法と考えている。今回の講座の内容は納得する事が多かった。
講師は・秋元雄史金沢21世紀美術館館長と池田修・BankART1929代表のお二人。

秋元雄史さんは1955年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。91年から2004年6月まで、(株)ベネッセコーポレーションに勤務。美術館の運営責任者として国吉康雄美術館、ベネッセアートサイト直島(旧・直島コンテンポラリーアートミュージアム)の企画、運営に携わった。
ベネッセアートサイト直島は、香川県直島町(人口3600人の島)に(株)ベネッセコーポレーション(旧福武書店)が1989年から自然と建築と美術の共生を目指して始めた複合型の芸術活動。瀬戸内海に浮かぶ芸術の島として、年間の来島者は数十万人を数える人気の芸術・観光スポットとなった。宿泊のホテルまで全て芸術作品が展示されていると言う。僕も是非行ってみたいと思いつつ実現していない、夢の島だ。
直島での実績が評価され、2007年金沢21世紀美術館(2004年開館)の2代目館長に就任した。
金沢21世紀美術館は、世界の同時代の芸術を広い視野から独自の視点で紹介することを目指し、美術を中心にして、音楽、演劇、ダンス、映画など幅広い活動を展開している。
年間来場者が130万人という、驚異的な数字を誇っている。
水戸芸術館をモデルに、或いは基本に据えてさらに充実させ、更に運営面でも工夫を凝らしているようだ。水戸芸術館も見習うべき点は有りそうだ。
金沢21世紀美術館も僕は訪れた事が無く、ぜひ行きたいとは思っている。
秋元さんが金沢に赴任して感じたのは金沢の文化度の高さだという。金沢に暮らす人たちの歴史の積み重ねからくる基本が違うと感じるとのことである。茶道・工芸品・お菓子を含めた食文化等、日常の生活が素晴しい、とのことだ。
北陸の古都・金沢は沢山の観光客が来る。水戸も梅の都・城下町水戸、共通の要素が有ると思うが、残念ながらその差を認めざるを得ない。
芸術館を初め歴史館や県立美術館等が連携し、一年を通して観光客の来る街、文化的な街に成れないはずはない。
芸術館を初め歴史館や県立美術館等が連携し、偕楽園・千波湖も舞台に、一年を通して観光客の来る街、文化的な街に成れないはずはない。
金沢では「カフェイン水戸」と同様な「金沢アートプラットホーム2008」が10月4日から12月7日まで開催されている。これまた、水戸の「カフェイン水戸」と同様に街中を舞台に美術を展示する手法だ。しかし、規模の大きさ・多くの市民の参加・宿泊も可能・作品のレンタルも可能等多くの新しいアイデアが詰め込まれているようだ。
この点も、水戸としても参考になる。良いことはドンドン真似をすべきだろう。良き模倣は良き創造に通じる。
横浜のBankART1929(バンカート1929) 代表の池田修さんは1957年、大阪生まれ。

84年、都市に棲むことをテーマに美術と建築を横断するチームPHスタジオを発足。ヒルサイドギャラリー(代官山) ディレクターなどを経て、2004年から横浜市が推進する文化芸術創造プログラム「BankART 1929」に副代表として携わり、06年より現職。
BankART1929は、横浜市が推進する、歴史的建造物や港湾施設等を文化芸術に活用しながら、都心部再生の起点にしていこうとする文化芸術創造の実験プログラムのひとつである。 範囲はアート、建築、パフォーマンス、音楽、会議他あらゆるジャンルに渡る。スタジオ、スクール、カフェパブ、ブックショップ、コンテンツ制作をベースにしながら、主催、コーディネート事業等、年間650本以上の事業を活発に行ている。というから驚きである。
現在進行中の「横浜トリエンナーレ 2008」とも連携しながら沢山のイベントを進行中だ。
![ikeda009_02[1]](http://blog-imgs-23.fc2.com/y/o/c/yochan310/20081109013410.jpg)
横浜市が係わっているにしても、殆どの分野は自主的に運営されて、官が主導している感じはしない。従って自主独立に運営されているようだ。
この辺りも多くの地方自治体が見習う点であろうし、水戸市長初め議会や市の職員も勉強して欲しいと思った。
主催した水戸青年会議所は今回の講座の内容を多くに市民に知ってもらう努力と、内容を、具体化する施策を是非お願いしたいと思った。
僕も水戸青年会議所に20年在籍したが、青年会議所の活動は提言はするが具体的な行動には移れない、継続した運動が難しい。という弱点がある。
仕事の合間の活動だからやむを得ないといえるが、水戸の魅力をよりいっそう高め、世界に向かって文化を発信する水戸芸術館と協働してもらいたいと思う。
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