よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

『はな ひと うつわ』 関美香著 コロナブックス 平凡社 


『はな ひと うつわ』 関美香著 コロナブックス 平凡社 ¥1800 
~新いけばな入門~


51zIjXxuBXL__SL500_AA300_.jpg


ニューヨークと銀座にギャラリーを運営なさっている関美香さん。
2010年10月に刊行した古美術の入門書『古くて美しいもの』の続編ともいうべき『はな ひと うつわ』が刊行された。

サブタイトルに~新いけばな入門~とあるが、『古くて美しいもの』の中に「古器と花の一期一会」という項目があり、突き詰めて行くうちに、新たなⅠ冊が誕生したようだ。

日本とアメリカを往き来するキャリアウーマだが、着物姿が似合い、お茶とお花、写経や俳句など日本的なものに造詣の深い多彩な方。
日本の良さを未来に世界に伝えたい、との念でまとめられたのだろう。

日本の花の原点は太古からの樹木信仰とし、それに連なる縄文土器、から始まり須恵器、仏器、漆から現代作家の作品まで幅の広い器を使用し、野に咲く草花が活けてある。

花と器の他に、花にまつわる人とのインタビュー。
「縄文人の自然と宗教観」考古学者・小林達雄
「軽み をめざして」 俳人・小澤實
「花を彫るということ」現代美術家・須田悦弘

関さんは華道家を{花人}と呼ぶが、川瀬敏郎・中川幸夫・岡田幸三の3人の“花と作品”についての考えが述べられている。

更に、エッセイが、
「あらありとつらなるもの」
「利休の[園城寺]に込められたもの」
「桜に象徴されるもの」
「釈迦の話に思うこと」

生け花の技術的なコラムもある。

花の本でありなが、花だけの世界に留まっていない文章。
写真も素晴らしいから、眺めているだけでも楽しい。
  1. 2012/02/01(水) 17:14:54|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
<<雨過天青 小林 浩 展 @常陽藝文センター | ホーム | 自由が丘スタジオ@水戸市東原2-7-39>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yochan310.blog98.fc2.com/tb.php/1193-02207272
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する