よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

六義園のライトアップと西行法師

六義園の枝垂桜

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今日迄『六義園』のしだれ桜と庭園がライトアップされている。(3月19日~31日)
春と秋の2度、ライトアップと夜間の開放が行われる。
昨晩は、最終前日、という事で大勢の観客だった。
しだれ桜の前は,人ごみで歩けない程だった。

たまたま、桜の上方に目を向けたら綺麗な三日月が見えた。
桜といえば、西行法師(1118年~1190年)を連想する人は多いだろう。
その関連から,月もまた,月並みな連想か。
ともかく,桜と月が眼に入った一瞬、周りの喧噪から心が離れた。

吉野山こずえの花を見し日より心は身にもそわずなりけり


残念ながら、吉野山の桜を観た事が無い。
西行は吉野山に咲いた梢の桜の美しさに打たれてから、桜に心を奪われてしまったのだろう。
吉野の桜でなくとも,桜に憧れる日本が多いからこそ、花見に人は押し掛ける。

おぼつかな春は心の花にのみいづれの年か浮かれそめけぬ

僕もこの時期,花を尋ねてあちこち浮かれ出る事となる。
西行のように俗を脱した上での、花狂いとはいかない。

せめて,人の少ない早朝に出かけるように、してはいるが。
俗な世界の日常に、あくせくしていることへの,多少の慰めか。
  1. 2009/03/31(火) 08:59:50|
  2. 庭園・公園
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J2 水戸,快進撃

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エビネンコさんの影響も有って、サッカーに興味を持つようになった。
昨年は、鹿嶋アントラーズの応援にカシアスタジアムにも行った。
スタジアムでの観戦は、テレビの画面と異なリ、周囲の興奮に波動する。
さらに、スタジアム内の屋台でハム焼き・モツ煮込み等を食べる楽しみもある、

今年,水戸の陸上競技場が改修されて、『水戸ホーリホック』のホームスタジアムになる?
との話しも聞いた。何時からか詳しい時期は分らない。
その時は、応援観戦しようと,思っていた。

3月29日、熊本を相手として1-0で勝利し,4勝1敗で現在3位。
春の珍事。と言ったら怒られるかもしれないが,嬉しい事だ。
J2の上位3チームは自動的にJ1昇格だ。

この好調さが何時迄続くか?
楽しみな事だ。
水戸の新球場、陸上競技場として改修されサッカーの専用ではない。
収容人数は12、000人で、J1は15,000人の規模が必要らしい。
何故、もう少し観客席を増やさなかった?
この辺は,エビネンコさんや歌留談の木村さんからの聞きかじりだ。

サッカーは日本のスポーツとして定着した感じを受ける。
水戸の観客動員数は数千人だが,それにして健闘だ。
新スタジアムを満員にする程の観客が集まれば,選手も張り切るだろう。
水戸ホーリーホックの躍進で街が活気づく事を期待している。

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  1. 2009/03/30(月) 09:55:42|
  2. 水戸ホリーホック
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飛鳥山公園

江戸時代、八代将軍徳川吉宗が庶民のの観光の場にと、桜を1200本植えたのが飛鳥山。
歌川広重の富士三十六景(安政5年・1858)にも当時の状況が描かれている。
茶店の遠景に富士山が描かれている。高い建物が無かった時代はよく見えたのだろう。
今では、高層ビルが林立して見通す事は出来ない。

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飛鳥山の脇を通過する東北新幹線

飛鳥山の近くの『北トピア』の17階からは、天候次第で望む事が出来る。
東に筑波,西に富士、とは当時から言われていた。
筑波山は水戸から望むより近く見える感じ。

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日曜日の今日(3月29日)は咲きそろったとは言えないのに,大勢の花見客。
上野からは8キロ程度北に位置するが,咲き方はだいぶ異なる。
現在の桜は650本程度らしい。
僕は水戸の護国神社、通称『桜山』から千波湖に掛けての桜の方が見事だと思う。
千波湖の周囲の桜並木・西の谷・笠原緑地を含めた千波公園一帯は桜の名所として、全国的に誇れると思う。

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飛鳥山公園には,3つの博物館も設置されている。
『紙の博物館』
紙に関する歴史や資料を集めた,世界有数の紙専門の博物館。

『北区飛鳥山博物館』
北区の自然や風土,歴史に関する展示。

『澁澤資料館』
日本の近代経済社会の基礎を築いた実業家・澁澤栄一の資料館。
関係した仕事や生涯の歩みに関わる資料の収蔵・展示している。

隣接する旧澁澤庭園には、大正建築の晩香盧と青淵文庫(ともに重要文化財)も3館共通の入場券で見学出来る。

この3館に関しては数年前に見学した。
『道徳経済合一主義』を唱え,明治期に数多くの事業を展開した澁澤栄一の精神と現在の企業経営者の精神性が大幅に異なる感じた、覚えが有る。
何れにしても,機会を観て再度訪ねたい。
飛鳥山公園を訪れる方には,是非この博物館を観て欲しい。
  1. 2009/03/29(日) 20:39:15|
  2. 庭園・公園
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上野の山は花盛り

黒田記念室

今日(28日)の午後,春らしい陽気に誘われ上野に行った。
予てから、黒田記念室を観たい。と思っていたのだ。
公開日が木曜日と土曜日の午後1時から4時迄なので、行く機会に恵まれなかった。

上野駅の公園口は西洋美術館の『ルーブル展』に行く人や、花見の客でごった返していた。

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週末の土曜日,花見の宴には絶好の日和だもの。

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国立博物館の敷地に在る,旧鳥取藩の大門も土曜日と有って,開いている。
江戸時代の建物で残っている物は少ない。
東京大学の旧金沢藩の赤門は有名だが,こちらの方が大きく立派だ。

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博物館の通りを隔てて,記念室が在る。
黒田清輝(1866-1924)は近代日本の美術に大きな足跡を残した画家で,教育者で,美術行政者でもあった。
大正13(1924)年に没する際、遺産の一部を美術奨励事業に役立てるように遺言した。
これを受けて昭和3(1928)年に竣工したのが黒田記念館。
アールデコ様式の建築で、これまた珍しい。
遺族から寄贈された遺作の展示の展示が主だ。
さらに、美術に関する学術調査研究と研究資料の収集を目的とした研究所も設置された。
現在の東京文化財研究所の前身だ。
平成12(2000)年に研究所の新庁舎が博物館の敷地に竣工し、記念室は改装されギャラリー室が充実した。
代表作『湖畔』を始め油絵126点、デッサン170点のほか写生帳、書簡等が所蔵され,順次展示されている。
今回は,黒田のポートレートや家族の写真も特別に展示されていた。
『湖畔』のモデルは照子夫人がつとめた様で、写真で観ても相当の美人だ。

法律家を目指しフランスに留学し,滞在中に画家へ転身を決意した。
その状況を説明した手紙も展示されているが、かなりの達筆だ。
フランス語で書かれた日記も展示されている。
森鴎外や夏目漱石も英語なりドイツ語を自在に使いこなし日記を付けていた。
それらを見ると,明治時代の留学生の素地の素晴らしさに驚く。
現在の日本人と大きな隔たりが有るのは,何故なのだろう。


東京国立博物館『黒田清輝のフランス留学』展。

偶然だが、東京国立博物館の本館18室で黒田清輝のフランス留学期の作品を中心とした特別展示がなされていた。
初期のデッサンやサロンで初入選した作品『読書』を始め師匠のラファエル・コランの作品や重要文化財に指定されている3枚組の大作『智・感・情』など、名作が揃っている。
良い物は時代を経ても新鮮に感じ、黒田清輝の素晴らしさを改めて感じた。

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庭園開放。
本館北側に広がる庭園は池を中心に5棟の茶室が配され,四季折々の花に彩られる。
博物館の敷地は、もとは寛永寺の庭であったと伝えられている。
もちろん,当時の状態ではなく改修が重ねられているが、それなりの風格を感じる。

通常は館内から眺めるだけだが、春と秋には開放される。
紅葉の時期も良いが,桜の咲く頃が最高だ。
3月31日から興福寺の『阿修羅』の特別展が始まるから,庭を観るのでも大変だろう。
今日は,来客数も少なくゆっくりと眺めることが出来た。
僕は、エドヒガンのしだれ桜・オオシマザクラ・ショウフクジザクラ等がお気に入りだ。

帰りがけに西洋美術館の庭でロダンの作品を眺め帰途についた。
春の上野を十分に味わった。
  1. 2009/03/28(土) 22:13:28|
  2. 美術展
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『音無親水公園』

JR京浜東北線・王子駅のすぐ上は、江戸時代から有名な花見の名所『飛鳥山』。
傍を流れるのは石神井川。
名前からして、源流は石神井公園あたりなのだろう。
しかし、場所によって名前も変わる。この辺りは音無川と呼ばれるようだ。
すぐ上流は、滝野川と呼ばれている。

ともかく、王子から板橋にかけて5~6キロメートルか?

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川の両岸は遊歩道が造られ、格好の散歩道でもあり生活通路でもある。
桜や紅葉などの樹木と四季折々の草花が植えられている。

今日は、駅から遊歩道で繋がる『音無親水公園』に行った。
四阿や水車等も設置され、親水公園らしさを演出している。
桜の花も五分咲き以上で、丁度見頃だ。
谷状の地形だから下に伸びた懸崖の枝振りは風情が有る。
水戸の旧県庁舍前の空き壕の桜も見事だが、壕の下に伸びる姿が魅力的だ。

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遊歩道には馬酔木やレンギョウの花が盛りだった。
日頃の手入れが行き届いているのが良くわかる。
全ては、手入れ次第だ。

『公園都市』を標榜する水戸市。
緑地整備の手間と、植栽する樹木や草花の種類の選定には十分気を使って欲しい。
  1. 2009/03/28(土) 00:20:48|
  2. 庭園・公園
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『六義園』のしだれ桜

東京の桜の開花宣言がされて以後、寒い日が多く、今の所3分~4分咲きだ。

2月20日から東京都北区王子で生活を送る日が多い。
江戸時代からの花見の名所・飛鳥山やソメイヨシノの発祥地である駒込の染井も近い。
今日は久しぶりに晴れたので、しだれ桜が有名な『六義園』に行った。
一般的に、しだれ桜の開花時期は早い。

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六義園のしだれ桜は満開の少し手前で、丁度見頃であった。
平日の午前中と有って、然程の混雑も無くじっくりと観る事が出来た。
今月中は、日没から21時までライトアップもされている。

昨年、紅葉の時期のライトアップを観る機会を得た。
洗練された照明技術で幽玄の世界を演出していたが、桜はどのようであろうか。

しだれ桜の他に、樹齢百年を超えそうなソメイヨシノがあった。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンザクラの掛け合わせで、駒込の植木屋が生み出したと言われている。
寿命は60~80年といわれ、山桜程に長持ちはしない。
現在、桜と言えばソメイヨシノが一般的になってしまったが、僕は山桜が好きだ。
さらに言えば、桜と一緒に辛夷の白い花を隣り合わせに観る事も欠かせない。

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お約束通りに、辛夷の白い花が咲いているのも嬉しいことだ。

この時期、あちこちに花見に出かけるのは日本人の常だ。
僕も、毎年花の名所を訪ね、仲間と宴会もして来た。
しかし最近は、静かに・しみじみと観たいと思うようになった。
それには、なるべく早い時間に訪れるようにしている。

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桜の時期であってもミツバツツジ・キブシ・ヤマブキが早くも花を咲かせていた。
『六義園』は四季折々楽しめる名園だと思う。

  1. 2009/03/26(木) 17:28:02|
  2. 庭園・公園
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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