よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

「新宿末広亭」二月下席

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「新宿末広亭」

子供の頃はテレビは無かったから、もっぱらラジオだった。
そのラジオでさえ、どの程度聞いていたか?はっきりとした記憶は薄い。
大相撲の中継や落語や講談を聞いたような気がする。或いは、テレビ放送の初期の頃の記憶なのか、柳家金語楼・花菱アチャコ・柳家三亀松・古今亭しん生・徳川夢声の朗読などの名前を思い出す。

とにかく、寄席・演芸場に行き、一日を過すのが一つの夢だった。
出来れば、和服できめて。

その程度の事、とお笑いの方も多いでしょう。
きものを着ては叶わなかったにしても、やっと実現した。

霧雨の降る2月26日、新宿の末広亭に。
昼の部は12時開演で4時30分まで、昼夜入れ替えなしで夜の部が5時より9時まで。
僕にとって、このような機会はザラにある訳でもないので、気合充分で出かけた。

昨年NHKの朝のテレビ『ちりとてちん』が人気を博した影響か、落語ブームらしい。
前座で出番の名札を返したり、座布団を返す役目《なんと呼ぶのかは分からないが》は昼・夜とも若い女性だった。客席も昼はほぼ満員、夜が4割くらいであったろうか。

昼夜合わせれば40名程の芸人さんの公演を身近に観て¥2500(シニア料金だが)とは誠に嬉しいお値段だ。
名前も知らない、顔も知らない芸人さんが次々と登場する。
勿論、真打だし芸歴何十年と言う玄人ばかり、僕が顔や名前を知らないだけだが。

プログラムの全員を書き連ねる訳にもゆかず、聞いた事のある話しも多かったが、演題ははっきりしないで、印象に残った方の名前だけでも記しておきたい。

柳家権太楼の軽快なしゃべり。
柳家小菊(名前の如く女性)の三味線を弾きながらの俗曲は三亀松を思い出し、なかなか粋なものである。
アコーデオン漫談の近藤志げる。野口雨情の『船頭小唄』『赤い靴』などをしみじみとした語りを交えながら、アコーデオンを弾きながら唄った。
今回一番感動したのがこの出し物だった。
入船亭扇橋、五街道雲助。紙切りの林家正楽なども名人芸だ。

とり(主任)を務めた柳家小満ん、柳家さん喬も熱演だった。
それぞれの力量は大差ないのかもしれないが、とりは時間も少し長く出来そう出し、力も入るのだろう。

機会をみて『上野鈴本演芸場』『浅草演芸ホール』『池袋演芸場』等にも行きたいと思う。

  1. 2009/02/28(土) 02:31:11|
  2. 趣味
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 雛と人形  茨城県立歴史館 一橋徳川家記念室展示

雛人形

   『雛と人形』  茨城県立歴史館 一橋徳川家記念室展示
平成21年2月7日(土)~ 3月15日(日)

2月20日から『水戸の梅祭り』が始まる。
主な会場は偕楽園だが、隣接した茨城県歴史館の一橋徳川家記念室の恒例企画『雛と人形』も公開されている。

水戸徳川家は御三家の一つとして有名だが、更に、一橋徳川家もある。
この辺の事情については水戸の人たちも詳しく知っている人は少ない。

*一橋徳川家と雛人形について歴史館の資料から紹介すると。 
《一橋徳川家は、寛保元年(1741)、8代将軍吉宗の4男宗尹(むねただ)が、江戸城一橋門内に邸を与えられたことに始まります。田安・清水とともに「御三卿」と称され、将軍家の身内として処遇されました。この一橋家に伝来した人形は、歴代夫人や、姫君たちの遺愛の品と伝えられるもので、家格の高さを示すみごとなものです。
 雛人形では、家柄を反映した有職雛(ゆうそくびな)が多くあります。
なかでも伏見宮家から一橋家に嫁がれた東明宮直子(とめのみやつねこ)様(徳信院)のものと伝える雛道具は、この宮の婚礼調度を模した豪華なものです。また、御所からの下賜品として用いられたことからその名がある御所人形では、能や史上の人物に取材した見立てと称する人形に大形の優品がみられます。
 今回は賀茂人形とよばれる小形の木目込人形を展示するほか、大坂の人形芝居竹田座に由来する竹田人形を初公開します。》

と言うことだ。僕も毎年楽しみに観ている。
上記の解説にあるように、初公開の品も有る。何回か観ている方でも“珍しいな”と思われるだろう。

歴史館から更に徒歩10分位で『水戸徳川博物館』も在る。
徳川博物館が建つ緑岡の地は、かつて2代光圀公の茶室「高枕亭」が建ち、9代齊昭公の時代には藩主の茶園があるなど水戸徳川家と深いゆかりのある土地だ。

梅の花を愛でながらの、歴史散歩も楽しい。
  1. 2009/02/19(木) 15:44:25|
  2. 美術展
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「西成田洋子展』記憶の領域・A-SHURA

「西成田洋子展』記憶の領域・A-SHURA
2月17日~3月1日 @ギャラリー しえる


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西成田洋子さんの個展が見川町の「ギャラリー しえる」で始まった。
雑木林に囲まれたギャラリーは、プラザホテルの直ぐ近くだ。

西成田さんの『記憶の領域』と言うタイトルが何を意味しているのかを訊いた事は無いが、
段ボール、布、ボタン、針金、テープ、木材などの各種廃材を結び合せて形を作りコーヒーや絵の具で塗り上げた作品を造ってきた。
一言で言えば「薄気味悪い」しかし、よく見れば懐かしく、記憶の中にある風景や状況が想い出される気もする。
2002年文化庁の在外派遣による、1年間のニューヨーク滞在を経験した。

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帰国後は古着やバッグなど服飾関連の素材を主体とし素材の模様や色彩、質を活かすようになった。以前は大型の作品のみであったが、バッグ1個、ジーパン1枚から成り立ているような作品が多く、オブジェとして身辺に置きたい感じにさせる。特に、若い女性が自分の事務所や部屋に飾ったら、生活に活力が出るだろう。
今回の展示の多くはその様な作品だから、仕事をする女性にお勧めだ。

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立体造型の作家との印象があるが、今回はドローイングも展示されている。
軸装された作品が展示されているが、実験としては面白いと思った。

今までのイメージとは一味変わった、和様で単体で小さな作品。
作品として成熟して来た、とも言える。
今後、どの様に変化していくのか?多面的な可能性を感じた展覧会だ。


  1. 2009/02/18(水) 11:13:35|
  2. 美術展
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水戸の梅祭り

水戸の梅祭り
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偕楽園表門、2月17日、午後5時30分

2月20日から第113回「水戸の梅祭り」が始まるが、偕楽園の早咲きの紅梅はすでに満開を過ぎた。白梅も盛りだが、早咲き・中咲き・遅咲きの種類は豊富だから、お客様を裏切る事はないだろう。
この時期、天候の変化が激しく、寒い日や暖かい日もある。
風雨が強かったり、時には雪が舞うこともある。

梅のよさは、清楚な花と馥郁とした香り。
庭に古木の一本も在ればよい。桜と違って量があればとは趣が異なる。
昔は梅林を散策したり、好文亭であたりの風景を眺めながら、歌を作ったりの清遊だった。明治29年、上野から水戸にいまの常磐線が開通すると、一躍水戸の梅が有名になり賑わうようになり、観光客に対して、おもてなしの行事が組まれるようになった。

時代によって、梅祭りの内容は変化しているだろう。
昭和25年頃は、園内で“ふーてんの寅さん”のようなテキヤが多様な品物を面白おかしく販売していたのが印象に残る。常磐神社の境内には多くの見世物小屋なども建った。
だからガキ共は『観梅、観に行くベー』と誘い合って出かけた。
狙いは、梅でなくテキヤサンの面白おかしいタンカバイを見に行ったのだ。
今じゃ、それらを見る機会はない。
考えてみれば大道芸を見た後に、見料として品物を買う気分だった。
針の先が止まったところの品物をもらえるゲームはルーレットのようなもの。
練習では、良いとこに止まるが、お金を払えば必ずビリ。それだって、無料の練習でアタリに止まる嬉しさを味わうためだった。
工事現場で使うような、丸太の仮設舞台で芸者さんの手踊りなどもあった。
ものがない時代、全ての些細な事が嬉しかった。

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水戸を代表するのが偕楽園の梅だが、僕にとって身近なのは弘道館の梅。
以前は、旧県庁舎から弘道館の中を抜け、門を通って大手橋に抜ける事ができた。
毎日の通学路だったから懐かしい。その頃は「第二公園」と呼んでいた。
今日、午後から行ってみたら、ほぼ満開である。

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大手橋から正門越しに見るのが一般的だが、築地塀に囲まれた「孔子廟」を築地塀越しに見るのも味がある。訪れる人も少なくゆっくりと散策が出来る。

偕楽園よりこちらをお勧めしたい。
梅は咲き初めが一番、お早めにどうぞ。





  1. 2009/02/16(月) 16:36:57|
  2. 水戸
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行列の出来る“たい焼き”

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“白たい焼き”

那珂市在住の友人から話の種にと「たい焼き」を戴いた。
“しろいたいやき”がウリとのことで、写真の通り。
焼いているのに、焦げ目なしの真っ白。
餡は黒あん、白あん、カスタード、チョコの4種類あるらしい。
本体の味は、まるで餅の様だ。たい焼きと言うより、餅菓子の感じだ。
”白あん“を戴いたから他のあんの味は分からないが、試してみたいと思った。

ようは、最近出来た店で、「行列しないと買えない」らしいのだ。
午前と午後の2回の販売は行列している途中で終了ということも有る、のだとか。
この不景気の時代、アイデアある商品を開発すれば、1時間の行列も苦にならない。のだろう。開店間もない、もの珍しさもある。
御暇がある方はお試しあれ。

たいやき本舗 藤屋 /  ひたちなか市田彦396-3 /


  1. 2009/02/15(日) 00:24:09|
  2. 食生活
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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