よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)

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ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)

Yさんの奥様から「我が家で生った橙ですが、鍋物にお使いになると、美味しいですよ」と枝つきの橙をいただいた。正しく字の通りの橙色だ。
正月の、飾り物に使われているのを知っていたが、食べた事は無かった。
早速、夕食の鍋物に使ってみた。
果汁はレモンほど酸味が強くなく柔らかな味、皮を摩り下ろし少し付け加えると香りも良い。感心してしまった。
僕が今まで知らなかっただけの事かもしれないが、調べてみた事を記してみる。


ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)は、ミカン科ミカン属の常緑樹、およびその果実。柑橘類に属する。別名、ビターオレンジ。
インド~ヒマラヤが原産。日本へは中国から渡来した。また、ヨーロッパへも伝わり、ビターオレンジとして栽培されている。
初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれる。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2-3年は枝についている。ここから「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされる。果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙」とも呼ばれる。

* 風味調味料
果汁は酸味が強く風味がいいことから、鍋料理のポン酢の材料として多用される。 福岡県博多の名物水炊きは薬味として醤油にこれを絞った付けタレで頂くのが昔からの風習であるが,近年は(株)ミツカンの「味ぽん」に代表される市販の様々な種類の付けタレが手軽かつ広く流通しているため,このことを知らない地元の人間も多い。

* 薬効
漢方では、果実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)といい、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけに用いられる。また、未熟果実を乾燥させものを枳実(きじつ)といい、芳香性苦味健胃、去痰、排膿、緩下薬として用いられる。

*文化
日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる。

あまりの美しい色なので、描いてみたが表現できない。携帯でとった写真を貼り付けてみた。本物のこの味を知っては、次の鍋物は橙を戴きに上がるようだ。

  1. 2009/01/30(金) 19:24:15|
  2. 食生活
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奥久慈 男体山

奥久慈 男体山

水戸から大子に向かう際、大宮を過ぎると景色が一変して山々が望める。
その中で、遠目でもすぐに分かるのが男体山。
もっとも、男体山というと日光を思い浮かべる人も多いかもしれない。
僕は、奥久慈の男体山だ。
麓の古分屋敷までは何度も紅葉を愛でに行ったことがあるが、登った事はない。
今回、Sさんと一緒に登山する事になった。

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古分屋敷の駐車場に到着したのが10時。
Sさんは今までに30回位男体山に登っている。頂上まで2時間位の行程とのこと。
大円地(おおえんち)でルートは右と左に分かれる。右はハイキングコース、左は健脚コースと表示がある。
Sさんは登りは健脚で、下りは楽なハイキングコースにしよう。と決めてくれた。
出だしはマアマアだったが直ぐに次から次に急勾配。直ぐに息が切れて何度も小休止。
鎖を頼りに岩場を攀じ登ることも数え切れない。
標高654メートルなのに、なかなか頂上が見えない。
簡単な気持ちで来たが、大間違いだった。背中や頭からは汗汗汗。着替えの下着を持って繰ればよかった。次回からは、忘れずにしよう。

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やっとの事で頂上に。北側と東側は穏やかな傾斜だが西側と南側は断崖絶壁。
特に南側の切り立った断崖が、遠くから見ても男体山と分かる姿だ。
水戸の県庁舎も望めた。もっと晴れていれば、日光の連山まで望めるらしいが、今日は叶わなかった。
この360度見渡せる景観が「新・日本の名山100選」に選ばれたのだろう。

阿武隈山地の支脈である久慈山地は、隣接する八溝山地と共にこの地域の景観を形成している。久慈山地の山々は標高こそ低いものの、屹立する岩壁や奇岩を連ねた岩峰が多く、圧倒的な迫力がある。その主峰が男体山だ。
帰りに立ち寄った、「つつじの展望公園」から見ると、その特徴が良く分かる。
あたかも八ヶ岳山麓の様であった。

山頂でおにぎりの昼食を済ませ、下りは持方(もちかた、旧水府村で茨城県の最後の秘境といわれ、平家の落ち武者伝説なども在る)を経由して、大円地越(おおえんちごえ)を通り古分屋敷に戻ることにした。僕は、不安であったが、先達のSさんにお任せした。
持方の部落の一部を通過したのみではあるが、確かに桃源郷の雰囲気があった。
少し、遠回りになっても来た甲斐が有ったと思った。
これで春先なら更に美しいだろうと思った。

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大円地越の東屋でSさん持参のバーナーとヤカンでコーヒータイム。
ハイキング後のコーヒーは格別だ。
「越」は「峠」と同じ意味らしい、有名な「天城越」は「天城峠」と同意なのだ。
頂上や東屋などで何組かの中高年のパーテーに出会った。皆さん、慣れているのか足取りも軽く歩いているのには驚いた。訊いて見ると、月に1~2回は山歩きしているようだ。

古分屋敷までは僅かな距離と思ったが、思いのほかの距離と高低差があり、下り続けた。
岩場もないし急斜面ではなかったが、駐車場に着くころは足はガタガタで限界に近かった。
日頃の運動不足と山の厳しさを思い知らされた。


戻ってから、次のような資料を見つけたので付け加えておく。
*男体山は南台山、頂富士の別名もあり、1等三角点の山で、昔は女人禁制の山であった。山頂にある大岩石を神体として男体権現といい、山腹にはイザナギ・イザナミの両神を祀る奥の宮がある。頂上の南面は300mもの断崖が切り立っていて、そこからの眺望はすばらしい。


  1. 2009/01/29(木) 09:25:51|
  2. 山歩き
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吉野満彦さん

吉野満彦さん

赤ねぎをくれたSさんの趣味の一つは山歩き。
以前に、水戸近辺の山歩きをご一緒した事が有る。僕はものぐさだから、本格的な山登りはする気にならないが、日帰りのハイキング程度なら行きたいと思う。
赤ねぎを貰った日に「近いうち、どこかに行きましょう」との話しになった。
冬場は立ち木の葉が落ちて見通しが良いので、歩きやすい。
近頃は、里山の手入れが悪くて、道が何処か分からないような状況だ。
茨城県を代表する山の一つ、男体山は行きたいと思っていたので「男体山はどうですか?」
とリクエストした。彼は、西国八十八箇所巡りを完全歩行で成し遂げようと計画中。           場所は何処でも良さそうだ。

山に登ろう
『山に登ろう』

家に戻って、吉野満彦さんに戴いた何冊の本が在るのを思い出し、初心者・子供向けの入門書『山に登ろう』1987年 筑摩書房を取り出して、ページをめくった。
山登りの楽しさ、必要な用具、山登りの技術等についてやさしく述べられ、イラストもふんだんに入っている。

芳野満彦(よしの みつひこ)さんは、登山家で画家。1931年東京都荒川区日暮里生まれ。

1960年代から水戸に住んでいる。
1948(昭和23)年、早稲田高等学校2年の17歳のとき八ヶ岳の主峰赤岳で遭難して両足指をすべて欠くが、不屈の精神で登山を続け、早稲田大学文学部史学科卒業後、運動具メーカーに就職。1957(昭和32)年3月の前穂高岳IV峰正面壁積雪期初登攀など多くの初登攀を記録。

新編山靴の音
『山靴の音』

1959(昭和34)年『山靴の音』を出版。
その後も山岳愛好者のバイブルのように読み継がれ《中公文庫》のロングセラーとなっている。
1965年(昭和40)、渡部恒明とともにマッターホルン北壁の日本人初登攀を達成し、アルプスの岩峰への先鞭をつけた。新田次郎の小説『栄光の岩壁』の主人公のモデルである。

以上のような経歴を持つ方だ。僕は1987年頃、水戸市泉町のタキタ画廊で『吉野満彦山岳画展』の会場でお目にかかった。
ヒマラヤやヨーロッパの山々に登った時のスケッチ、油絵など180点もが展示されていた。
スケッチブックに鉛筆やサインペンなどで描かれた風景や人物。水彩で着色され、その時感じた、感想や詩などが添えられている。
或いは、旅行中のチケットやレシートなど様々な物が貼られたページもある。
頭をガ~ンと殴られたような、感動を受けた。
以来、アトリエにしょっちゅうお邪魔する事となった。

新・山靴の音
『新・山靴の音』

間もなく、『新・山靴の音』(1992年・東京新聞出版局)を刊行し、常陽芸文センターのアリーナで出版祝賀のお祝い会も開かれた。
その頃は、吉野さんとアトリエや蕎麦屋で酒を飲み、酔っ払った想い出がたくさん在る。

10年ほど前に、体調を崩されてからはピタリと酒を断たれた。
ということで、お訪ねする機会が少なくなった。
今では年に数度ご機嫌伺いに、という感じだ。

こうして、戴いた著書を読み返してみると、杯を酌み交わしながら、何もお聞きしていない事に気づいた。吉野さんは“なんだかんだ”ということが嫌いな事もあるが、僕もお聞きするほど何も知っていない。ということもある。

山歩き・ハイキングをしながらスケッチをしたりして吉野さんの心を感じ、又お目にかかり、お話を伺いたいと思っている。

主な著書。
『われ北壁に成功せり マッターホルンの栄光とアイガーの悲劇』
『山靴の音』(新編・改版) ISBN 4-12-204016-7
『山に登ろう』 ISBN 4-48-004110-9
『新・山靴の音』 ISBN 4-8083-0429-5
  1. 2009/01/27(火) 19:48:22|
  2. 人物
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赤ねぎ

赤ねぎ

赤ねぎ

水戸市岩根町に住むSさんを、久し振りに訪ねた。
20年前にSさんの畑を借りて、菜園の真似事をした。
『自然農法・わら1本の革命』の著者福岡正信に影響されたからだ。
耕さず、肥料も与えず、除草もしない完全な自然農法で作物が出来る驚異の農法。
休日のみ作業をする手抜き農法でも、出来るかもしれない、と思った。
雑草に覆われた畑ではあったが、各種の作物がそこそこに実を付け、季節の味と香りを味わう事ができた。
楽しかったし、食を考える良い機会だった。
那珂川の新堤防が造られる事に成り、その敷地にかかるのを機に5年くらい続いた畑仕事は終わりにした。

それ以降も、たまにお邪魔して、お茶のみしたり、自家用の野菜をいただく事が在る。
Sさん家の冬の作物で美味しいのは、赤ねぎだ。
この葱は、現在の城里町(旧桂村の圷地域)で明治時代ころから自家用につくられ、「圷ねぎ」の名で近辺に知られていた。
分げつが多く、葉鞘の軟白部が赤紫色になる個性豊かなねぎである。
その鮮やかな赤い色と、やわらかい肉質だ。しかも、太めで食感も良い。
鍋物・ぬた・薬味など、冬場の食生活にはピッタリな作物だ。
タネは代々自家採種されているが、品種の交雑が進んでいるらしく、JAの直売所で「レッド・ポロー」のブランドで売られているが、僕は在来種が美味しいと感じる。
Sさんの赤ねぎは、自家採種している優れもの。初めて食べた時は感激した。
それ以来、冬になると戴けるのを楽しみにしている。

今日は、白菜と赤ねぎを戴いた。夕食の献立が楽しみである。


  1. 2009/01/25(日) 21:16:53|
  2. 歳時記
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日常生活の美

『F O R M グッドデザイン』 
=グラフィックデザイナー斉藤日出男のコレクションから=
@アートワークスギャラリー 1月20日(火)~2月1日(日)   


寒中とはいえ、雨上がりの今日は暖かい一日だった。
昼食は那珂市本米崎の『元屋敷』に行った。
手入れの行き届いた庭だが、梅の花には一足早い。
古民家のお座敷で食べる家庭料理は僕のお気に入り。
味もさることながら、使用されている食器も良い。
骨董品と言うほどではないにしても、数十年を経た陶器や漆器が使われている。
できる事ならば、日常生活の中こそ趣味のよい器や道具を使いたい。
美は特別の事でなく、身辺に常に存在する様に心がけたい。

食後に抹茶の一椀を戴けるのも素晴しい。

『元屋敷』での食事を楽しんで水戸に戻り、アートワークスギャラリーに行く。

069[1]

笠間市に在住のグラフィックデザイナー斎藤日出男さんが蒐集した、生活用品の展示だ。鍋、ティーポット、カトラリー、ラジオ、鞄、電動工具、陶器、硯、万年筆用インク瓶、など日常使用している品々と見うけられた。
タイトルそのもの『グッドデザイン』の物ばかり。
使い勝手がよさそうで、かつ美しい。
もっとも、これほど素晴しいデザイングッドに囲まれて生活したら、ちょっと息苦しくなるかもしてない。
良いものを、永く、大切に使うようにしたいと思った。

今回の展覧会と収集品について斉藤さんのコメントが書かれたリーフレットが一部200円で分けて貰える。モノに対する考え方や、展示品のそれぞれについて解説・説明などがなされているので、多くの人にお読み戴きたいと思う。

外国のデザイナーによる作品が殆どだが、笠間在住の陶芸家・吉村昌也の粉引きの器と明石良三さんの陶器の硯(石にしか見えませんが、焼き物)も見事。

チョット変わっているのは、「ルイビトン」製のトラベル・ノート。
この会社のバック類は品質は良いのだろうが、自分で所持しようとの気にはならない。
しかし、このトラベルノートは素晴しい。
画家がその都市のスケッチをした画集のようなものだが「これは良い」と思った。
真似事で良いから、自分でも出来たら最高!

コレクションを展示してくださった、斉藤さんに感謝します。
笠間にお住まいとの事、お目にかかる機会が有りますように。



  1. 2009/01/23(金) 22:55:58|
  2. 美術展
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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