よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

水戸市植物公園

「水戸市植物公園」

久し振りに、水戸市小吹町にある「水戸市植物公園」を訪ねた。
開園してどのくらい経過しているのか?はっきりした事は分からない。
隣接するゴミ焼却場から発生する余熱を温室等の暖房に利用している。
同様に、小吹運動公園のスイミングプールにも供給されている。
近くに新県庁舎が出来た事もあり、周辺の環境は大分変化して都市化してきた。
運動公園のプールなども老朽化して、何れは再建という事になるのだろう。
プール・体育館・健康福祉等総合的な複合施設の計画を立てる時期になっているように思える。

植物公園は、手入れがなされているので、数十年経っている古さは感じられない。
樹木も生長して風格を感じる(少し、大げさかな)
大きな池には鴨等の水鳥も遊び、芝生の広場もきれいだ。
名前のごとく、植物園と公園が一体化している。
西の谷の公園も植物公園の知恵とご協力を戴くと、さらに素晴しい緑地公園に成る可能性が有る。


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コルチカムの花
9月下旬は目玉になる花は少なく、桂の並木も紅葉にはもう少し時間がかかりそうである。
並木の下にコルチカムの花がポツリポツリと咲いている。薄紫のきれいな花だ。
別名イヌサフランというらしいが、大形のサフランのようである。
花が先に咲き、後から葉が出るらしい。
外来種だろうが栽培がやさしいらしく、室内でも多く見かける様になった。

白の彼岸花を始めてみた。白い花は大体が変種らしいので大変に珍しい。
僕の大好きな、秋明菊(シュウメイギク・別名キフネギク)の白とピンクも咲いていた。
この花を始めて知ったのは30数年前、今は亡き長谷川貞夫さんのお宅。
古美術の世界に魅入られ、土器に野草一花を挿す楽しみを覚えた頃だった。
長谷川さんは水戸信用金庫の理事長を務めた経済人だが、山草会の会長もなさり、広い敷地内は珍しい山草・野草であふれていた。“あふれて”といっても地味で可憐なものが殆どなので、敷地内を散歩しながら拝見させて頂いた。
季節の花を巡った後は、柴を薪に火を熾し庭に吊るされた鉄瓶で御茶を戴いた。
お茶碗はご自分で再興した偕楽園焼であったが、お茶も茶碗も味わい深かった。
豪放人柄であったが、風雅な生活を楽しまれた方であった。

10年前、中国の雲崗等の石窟寺院を訪ねる旅をした。
麦積山石窟を訪ねる途中、山に向かう道の両側がピンクの秋明菊で埋め尽くされた景色に感激した思い出がある。
キク科の花ではないが、秋の季節を感じる花だ。

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秋明菊
熱帯植物園の温室には、大きなバナナとパパイアが実を付けていた。
食べたいな!と感じる見事な果実だった。

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パパイヤの実
10月はサルビア系の花が盛りになるようだし、紅葉も始まる。
天気の良い日を選び、弁当持参で秋の一日を愉しみたい。


  1. 2008/09/30(火) 14:58:36|
  2. 水戸
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原信夫とシャープス&フラッツ「in MITO」

原信夫とシャープス&フラッツ「in MITO」
2008年9月27日  @茨城県立県民文化センター
薬物乱用防止キャンペーンジャズコンサート。


東京堀留ライオンズクラブ・水戸ライオンズクラブ・水戸葵ライオンズクラブの共催による「青少年健全育成のための・薬物防止キャンペーン・ジャズコンサート」が9月27日に茨城県民文化センター大ホールで開催された。

コンサートに先立ち、薬物乱用による危険性・有害性に対する正確な認識を持ち、薬物汚染の無い環境にしよう。との映画と講演が約1時間あった。

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続いて、ビック・バント「原信夫とシャープス&フラッツ」のジャズコンサート。
バンドマスター原信夫は1926年生まれで、今年は82歳とのことだが70歳にも見えない若々しさ。2時間近いコンサート指揮をしながら、自らもアルトサックスフォーンを演奏した。

1951年9月、10人編成で「シャープス&フラッツ」をスタートさせた原信夫は、短期間で17人のビッグバンドに拡大、日本を代表すジャズバンドとなった。
ダンス・バンドではない、コンサート・バンド「デューク・エリントン」「カウント・ペイシー」「ウディー・ハーマン」「スタン・ケントン」などの、本場アメリカのトップクラス並みの評価を得るようになった。
今年は結成57周年を迎えた。その歴史は、そのまま戦後の日本のポピュラー音楽の歴史そのものである。

今回のコンサートのプログラムは全14曲。曲ごとに何人かのアドリブも入り、終わればソロミュージシャンを紹介する丁寧さ。勿論、曲目についても説明する。トランペットセクションの2人のメンバーが水戸の出身だったのは、驚きでもあり、親しみを感じた。

「A列車で行こう」で始まったコンサートは中盤は「梅ガ枝之手水鉢」「リンゴ追分」「真っ赤な太陽」など日本の曲を織り交ぜた。世界のどの様な曲もアレンジ次第でジャズになる事を演奏で証明した。
ビッグバンドは特にアレンジが重要と話し、多くのアーチストに編曲を依頼し、演奏していると話した。
終盤は。「帰れソレントへ」「恋のアランフェス」「白夜のセレナーデ」などで世界を旅する感の構成。締めに「シング・シング・シング」を演奏。
久し振りに、ビッグバンドによるジャズを楽しんだ。
82歳でもバリバリの現役で活躍する姿に盛大な拍手を送った。

*参考までに、原信夫の略歴の一部をWikipediaから転載して置きます。
1958年には初リサイタルを成功させ、「NHK交響楽団」「日本フィルハーモニー交響楽団」「東京フィルハーモニー交響楽団」との共演など、音楽性の高さは初期から高く評価された。
そして国民的スターであった「美空ひばり」と出会い、原信夫自身の作曲による『真っ赤な太陽』の大ヒットは周知の通りである。
そうした多岐にわたる活動の中でも、ジャズ・ビック・バンドとしての本質はかた時も失われず、1967年には、<アメリカ・ニューポート・ジャズ・フェスティバル>に出演、成功を収め、その後アメリカ、ソビエト、ヨーロッパ、アジア各国から招待され公演を行った。さらに「クインシー・ジョンーズ」「サミ?・デイヴィスJr」 「ダイアナ・ロス」「イブ・モンタン」「パット・ブーン」「ペリー・コモ」をはじめとする国際級の大スター達と共演し、世界の『シャープス&フラッツ』としてその実力をさらにアピールした。
また、若いアマチュア音楽家に対する支援活動「青少年ジャズ・ミュージック・サクセション(JMS)」を設立し、北海道や高地でクリニック及びコンサートを行い、 さらに音楽教育活動の一環として、中・高等学校の芸術観賞会にも積極的に参加している。
こうした幅広く精力的な活動によって、「南里文雄賞」「芸術祭優秀賞」「芸術祭賞」「日本レコード大賞/功労賞」など数々の賞に輝く。
また、リーダー原信夫自身も1988年に「紫綬褒賞」を受賞。さらに1998年には「勲四等旭日小綬賞」を叙勲し、永年の日本の音楽文化に対する貢献が高く評価された。

  1. 2008/09/28(日) 22:17:32|
  2. 水戸
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アートワークスギャラリー

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アートワークスギャラリー
水戸市五軒町1-3-11-2F


アートワークスギャラリーで9月23日から10月5日まで「十河雅典展」が開催されている。十河ファンが詰めかけて盛況のようだ。
会場のアートワークスギャラリーは2001年に開設した。以来7年、貸し画廊として現代美術・絵画・彫刻・写真・陶芸など様々のジャンルの展覧会が開催された。
今回の十河展もそうだが、年に数回の企画展が開催される。若手や県内外で活躍中の作家を積極的に紹介している。
水戸市内で継続的に展覧会を開催しているのは、アートワークスギャラリーしかない。
と言っても過言でないのは、残念である。
美術品の搬送・展示等を行う(有)アートワークスが赤字を覚悟で企画・運営しているようだ。
企画の質の高さと多様性を貫いているのは賞賛に値する。

ときには、水戸芸術館現代美術センターと連動した企画が開催される事もある。
2002年、2004年に引き続き街アートプロジェクト第3弾「カフェ・イン・水戸 2008」が10月25日から開催される。水戸駅から水戸芸術館に到る国道50号を中心に、店舗や空き店舗スペースで展示やイベント、ワークショップが行われる。
同様の企画は7月24日から8月6日まで「第3回・池袋西口まちかど、回遊美術館」が開催されたので、カフェイン水戸の参考に、と思い観にいった。
水戸市の生き残り策は、水戸芸術館を中心とした芸術・文化の街造りだと思う。

アートワークスギャラリーの果たす役割は大きい。
難しい仕事と思うが、頑張って欲しい。
  1. 2008/09/27(土) 19:16:38|
  2. 美術展
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十河雅典 展

十河雅典 展
9月23日~10月5日  
水戸市五軒町・「アートワークスギャラリー」


画家で茨城大学教授でもある十河雅典さんの個展が、水戸芸術館傍のアートワークスギャラリーで開催されている。

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十河さんとは、広告会社・電通の社員から茨城大学の助教授に転進して間もなくの頃、友人を通して知り合った。以来30年近くお付合いさせて頂いている。
酒もタバコも嗜まず、誠実な性格である。
あまりにも真面目すぎる方なので、僕は思うように話ができない。

その人と作品に関して尊敬している。
作品から受ける印象と、作家の人柄が直には結びつかない,謎めいた部分がある。
溢れる才能の豊かさの源は何なのだろう。

指導者としても有能で、画風に影響される学生も多いようだ。
言葉の多い人ではないが、淡々と話す一言や考えは、水戸や茨城の多くの芸術家に影響を与えた。

十河さんは学生の指導の傍ら、実作者としても、多くの作品を創り続けている。
忙しい中、あれ程の作品が生み出されるのだろう?
おそらく、一年間に数回の個展を開かれているだろうに。
毎日毎日、絵日記を書くように、作品が出来上がるのだろうか?
さりとて、決して雑な作品は一度も観た事がなく、何れも完成度は高い。

今回は、ガラス絵のようにアクリル板に描く作品(クリアグラフ)を中心に75点が展示されている。
宇宙語の様な細かい文字らしきものや、SONY/TOYOTAなど日本を代表する企業の社名、詩人や作家の文章の1節等、絵の画面中に文字や言葉が取り込まれている。ユーモアに溢れ、時にはシニカルな十河ワールドが表現されている。
3枚の大作を除いて40cm×30cm同じサイズの作品だ。
テーマはどれ1つとしてカブラナイ。
ガラス絵のごとく描かれているので、鏡に映った字を読むごとく、古文書を読むごと、の推測しながら読み進む楽しみもアル。

会場入り口の解説に拠れば、反世界日記=反転して描かれた世界という事、のことだ。
色のきれいさは、天性のものだろう。数限りない色を混ぜ合わせても、クリアーな画面。
“ダイタンホンポウ カツ チミツ”な作品群は見飽きない。

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  1. 2008/09/23(火) 15:38:18|
  2. 美術展
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秋彼岸の入りの日

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彼岸花とヤブミョウガの花。

今日21日は秋の彼岸の入り。
玄関に活けた彼岸花も咲いた。
秋分(9月23日)の日を中日とし、その前後3日間 ずつをあわせた各7日間を「秋の彼岸」という。春分・秋分とは、太陽が春分点・秋分点に達したときで、昼と夜の長さが等しくなる。お彼岸は、このような自然 の季節の変わり目にあたっておこなわれてきたさまざまなまつりの中から、育ってきた日本独自の仏教的な行事だ。

春から夏にかけての季節を好む人が多いだろうが、僕は秋に心を寄せる。
少しばかり気取って、『秋衣』(しゅうい)という俳号を使用した事もある。
俳句は出来ずとも、先ずは形からと、勘違いしていた。もう少し、俳句をたしなむ様になったら、再使用するつもりだ。

茨城県立歴史館 『山岡鉄州―全生庵所蔵資料から―


墓参りを済ませ、茨城県立歴史館に行った。銀杏の葉ががそろそろ黄色くなり、銀杏の実を付けている。今年で、開館35年とのことだ。岩上県知事の時代に公文書館の機能を持った独特の博物館として開館した。多くの企画展には随分通った。
県の財政が緊迫するに従い、目玉となる企画展示は行われなくなってしまった。残念である。しかし、何年か前から庭園は無料で開放されたので、庭木を眺めに年に何度も訪れる。
蓮の花と、銀杏の黄葉の時期が良い。

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歴史館の銀杏の実も大分大きくなった。

初代の茨城県知事で東京谷中の全生庵(臨済宗・明治16年創建)建立者の山岡鉄州に関連する資料の展覧会。明治維新の動乱期、西郷隆盛との会見により江戸城無血開城に大きく貢献した。更に、明治天皇の側近を務めた。剣・禅・書の分野でも才能を発揮し、何れも達人と称せられた。
維新の動乱で亡くなった人々を弔うため、全生庵を創建した。
今回は全生庵所蔵の資料が展示されている。西郷隆盛、勝海舟、高橋泥舟、清水次郎長、落語家の三遊亭円朝など親交を重ねた人達の書など、興味深い資料が展示されていた。

水戸芸術館『ジュリアン・オピー』展。関連企画
「YBAとジュリアン・オピー」 講師 竹久 俼(水戸芸術館学芸員)


7月19日から10月5日まで開催されている『ジュリアン・オピー』展の関連企画の講演会の第3回。
講師の竹久学芸員は、オピーと同じロンドン大学ゴールド・スミス校で学んだ、とのことである。先ずはタイトルのYBAは(Young British Artists)の略とのこと。ダミアン・ファーストを初めとし、1980年代から台頭してきたイギリスの新しい世代が、世界の美術界を賑わせる。その先駆けが《ロンドンがアートの流行を作り始めている》と予感させた。ダミアン・ファーストもゴールド・スミス校の出身。年齢が違うので在学時の交流は無かったとのことだが、二人の話を中心に同時代に活躍した作家と作品の写真を紹介しながら説明した。

オピー1
屋外展示、「スカートとトップスで歩くスザンヌ」 の前で。 7月19日

それらに関して、こちらの知識が無い。こともあったが、マイクと部屋の音響が良くないので、話しの半分も理解できなかったのは、残念だった。

しかし、15年前頃から約10年間。毎年イギリスを訪れ、あちこちを歩き、イギリスの活気を体験した頃の時代を想い起こした。
今回の企画、日英修好150年の公式記念行事の一環でブリチッシュカウンシルも後援している。ギャラーリーの観客も多いようで、家族連れから年配者まで多彩。
現代美術に対する理解も多くなったようだ。
  1. 2008/09/20(土) 18:46:47|
  2. 水戸
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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