よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

ルオー 没後50年大回顧展 

ルオー 没後50年大回顧展 
2008年6/14~8/17  @出光美術館


出光美術館は僕の大好きな美術館だ。お堀端で眺めがよく、丁度良い広さで、陶磁器の展示も多く、個人美術館ならでの運営で幅広い企画展が開催される。茶室もあり、四季それぞれの道具立てを拝見できる。中国陶器の権威・学芸員のAさんが水戸出身であることも誇りに思う。陶片資料室は世界各地で出土した陶片のコレクションも貴重だ

20世紀を代表するフランスの宗教画家、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の回顧展が開催されている。出光美術館はルオー作品の大コレクターだ。

14歳でステンドグラスの職人としてスタートして後に画家を志し、国立美術学校に入学する。ここでマチスと知り合った。2人の指導をしたのは、ギュスターブ・モロー。モローは自分の作風や主義を押し付けることなく、異なる個性を引き出した。モローの死後にアトリエ・自宅は美術館となったがルオーは初代の館長になった。僕もパリに行った際、美術館を訪ねたがあいにく火曜日で休館であったのは残念だ。
マチスも僕の大好きな作家だ。

ルオーの油絵は黒い骨太の輪郭線と宝石のような色彩が特徴だ。塗っては削る作業を繰り返したらしい。画面からはみ出しそうだし、額縁まで塗り上げてしまったものもある。僕の大好きな中川一政(1893-1991)と共通する点もあるように思える。
ルオーは版画家としても知られ『ミセレーレ』『悪の華』も展示されている。
更に、版画制作の過程も展示されている。油絵を写真撮影し製版したものを削り・引っかくなど様々な技法を使って、作品を生み出したことが分かる。
未刊行の版画や破棄された銅版も展示されている。

自作を何年かに渡って手を入れ続け、完成しなければ決して作品を世に出さなかった。晩年、画廊に預けてあった300点余りを、まだ未完成だからと裁判の上で引き取って、ボイラーで燃やしたのは有名な話だ。
一つの作品に拘り続ける姿は、僕の尊敬する彫刻家・後藤清一も同様であった。
連作油彩画《受難》はどれも静謐な感じだ。特にブルーやグリーンの透明感のある光のような色。その油絵の原画に基づき制作された色彩版画。
後期の油彩画(1935~1956)「キリスト」「夜景」「たそがれ または 鐘楼」など、何んと表現すればいいのか、しみじみとした美しさを感じたが。
宗教心が薄い僕には、ルオーの作品を理解するのは難しく思える。絵画が単に観るだけのものではない、ということは分かるのだけれど。
  1. 2008/07/29(火) 19:40:03|
  2. 美術展
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国立科学博物館・東京国立博物館

高速バスとツクバエキスプレス
便利でしかも安いので、上京する時は高速バスを利用している。最近、茨城大学ルートが新設され、水戸北スマートICを経由する9本が増発された。さらに、3月までの試験期間というが、八潮パーキングエリアでツクバエクスプレスに¥100で乗り換えも可能だ。うまいことを考えたものだ。利便性がまして更に乗りやすくなった。茨城大学ルートを利用したが、せっかくの八潮乗換えを利用しなかったのは残念。TXに乗り換えすれば30分は早く着きそうだ。次回はそうしよう。

国立科学博物館
上野で下車して、国立博物館に向かう。
途中に科学博物館が在るが入ってみたのは、もう何十年も前、どの様に変わったのか?と思い入ってみた。
小・中・高校生は入場無料でしかも夏休み、沢山の来場者が有った。旧館も大改装されて「日本館」となり、新設された(もう随分前に出来たのだろうが)奥の分は「地球館」となっている。たまにはこういう施設を見るのも楽しい。地球館は広く、体験学習出来る様なコーナーも有る。

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古代人の骨・化石・恐竜の骨格・隕石などが興味深かった。以前にサンフランシスコの同様な施設、サイエンスアカデミーを見たが、範囲を狭くして科学の実験・体験が沢山出来る様な施設だった。この館の付属施設が他にもある様だが、さらに子供達が科学に興味を持つような施設になればと思った。
一昨年、ニューヨークの自然史博物館を観た。余りに広すぎるし収蔵品も多く、館内で迷子になりそうだった。博物館は何を観るかを館内案内で検討して、入場しないと肝心な物を見過ごす事になる。どちらにしても、ゆっくり時間をかけて観る事だ。


「フランスが夢見た日本―陶器に写した北斎、広重」
日仏交流150周年 オルセー美術館コレクション展 7.1-8.3 @表慶館

水戸芸術館現代美術センターで開催されている「ジュリアン・オピー展」は日英の外交関係150周年を記念して開催される公認イベントの一つだ。
この企画も日仏交流150周年を記念する特別展。諸外国との交流が始まって150年を経過したという事だが、ものすごく早い速度で変化している。

19世紀のフランス印象派の画家たちは日本の浮世絵の影響を受けて、後世に残る傑作を生み出した。またこの日本の芸術文化は「ジャポニズム」と呼ばれる芸術思潮を生み出した。
こうしたなか、絵画ばかりでなく工芸分野にも大きな影響を与え、ガレに代表されるガラス工芸も影響された事は広く知られている。その影響は直接的でなく作品に同化・融合している。僕は、特にガレの作品が大好きだ。

今回の展覧会、浮世絵の絵柄をデザイインに取り込んだ二人の作家のお皿やカップ・ソサー等の陶器類が展示されている。これらの作品群が製作された期間が短く、量的にも少なく、今では幻のテーブルウエアとなったという。オルセー美術館は19世紀の美術全域を扱う美術館として、このようなフランス陶器の収集もしている。
今回の展覧会は日仏修好150周年記念して、まとめて紹介された。このような企画は初めてだろう。このような器があった事を知らない。本や古美術店の店頭で見たことも無い。
セルビス・ランベールの(ランベール・セット)が素晴らしかった。

ジュリアン・オピーも浮世絵に影響された作品を、今回の水戸でも展示している。
オピーの現代的・工業的な作品と比較して、好みの問題で比較するべきではないのだが、絵付けされた陶器の作品群を観ていると、「やっぱり、こうゆう方が良いな」と思えた。
“焼きもの”好きで、手造りの味わいが、そう感じさせるのだろう。
世代的なことも関係しているのか?

この展覧会にはこれらの作品の図柄の元となった版画が比較対照できるように展示されている。原画を取捨選択しながら、作品の中に旨く取り込むが画工の工夫を感じられて楽しい。偶然に入った会場だが、楽しみ・考えた、良い展覧会だった。



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「対決 巨匠たちの日本美術」
7月8日 ― 8月17日 @平成館

対決というタイトルが強烈だ。日本美術の歴史に燦然と輝く作家同士を組み合わせて、作品を鑑賞しようとする企画。中世から近世までの作家12組で24人の、国宝10余件・重要文化財40件の合計100余件が展示されている。
若冲と蕭白、運慶と快慶、雪舟と雪村、永徳と等伯、光悦と長次郎、宗達と光琳、仁清と乾山、円空と木喰、大雅と蕪村、応挙と芦雪、歌麿と写楽、鉄斎と大観。
名前を並べてみたが、錚錚たる人達を対決させた。

何れも名品で一同に観る機会は少ない。どちらが良いかは、これもまた好みの問題だ。
とにかく、現物を観るということは大切。図録や本で見たのではかなり異なるし、大きさも実感できない。あとは、好きか嫌いか、或いは其のよさが理解できるのか、出来ないのか。同じ作品も観た時によっても、印象は変わる。
そんな訳で、なるべく機会を見つけては観て歩こうというだけの話し。

若冲、等伯、光悦、乾山、蕪村、芦雪、写楽、鉄斎等の作品が印象に残った。
日本人には縄文と弥生や水墨画と琳派など相対する物が存在し、時代を超えて現れる。

  1. 2008/07/28(月) 21:22:00|
  2. 美術展
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新池袋モンパルナス

新池袋モンパルナス
第3回「西口まちかど回遊美術館」 会期7月24日~8月6日


池袋の西口近辺の38箇所を会場に[新池袋モンパルナス・西口まちかど回遊美術館]という催しが開かれている。
昭和の初頭から戦後にかけて、池袋の西口周辺には多くの芸術家が移り住んだ。美術関係の作家たちがアトリエ付の借家で、創作活動に励み、友情を育んだ。このコミュニティは池袋芸術派、池袋モンパルナスと呼ばれた。
それにあやかって、街の中の百貨店・劇場・美術館・消防署・金融機関・喫茶店など38の施設で展覧会が開かれている。現役作家や学生子供たちの作品まで幅広い展示だ。

同様に第3回となるが、水戸芸術館の主催で10月25日から2009年1月18日まで「カフェ・イン・水戸2008」が開かれる。両者は“街を舞台に美術展を”という共通の考えに基づいている。今回、僕が回った所を簡単に紹介し「カフェ・イン・水戸2008」がより楽しい企画となる事を願う。

先ず、勤労福祉会館7F「豊島区立郷土資料館」に行く。西口のヤミ市と池袋モンパルナスの情景がしっかりと再現されているジオラマの展示を見る。写真とジオラマと絵画や開設で当時の雰囲気を回想することが出来る。僕の世代《60代後半》までが辛うじて分かる時代が背景だ。

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「自由学園明日館」
資料館から徒歩5分足らず「自由学園明日館」に行く。
自由学園は、羽仁吉一・もと子夫妻により大正10年(1921)に創立された。明日館は自由学園誕生の校舎で、アメリカが生んだ建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計による建物。現在は国の重要文化財に指定されている。建物は使ってこそ維持保存が出来るという考えから「動態保存」のモデルとして運営されている。
入場料¥600で建物内の見学とホールでクッキー付のコーヒーを飲む事ができる。

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建物の外観や内装・家具・照明などに到るまで「プレーリーハウス《草原様式》」とよばれる一連のライト作品の典型的な建築。
夏の暑い日だがしばしの間、幾何学的な建築でありながら親しみやすい空間で、美味しいコーヒーを味わいながら、くつろいだひと時を過ごした。

「熊谷守一美術館」
立教大学のキャンパスと江戸川乱歩の旧居前を眺め、山手通りを渡り「熊谷守一美術館」を訪ねた。この美術館は熊谷守一(1880~1977)が45年間住み続けた豊島区千早の旧居跡に1985年5月、次女の榧(かや)により個人美術館として設立され、2007年豊島区立として新たに開館された。
個人が個人美術館の運営を持続させるのは、物心両面の困難が伴う。

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熊谷守一(クマガイモリカズ)は仙人のような風貌で、描きたいときに描きたいものを描く。という制作態度が多くの人達を魅了した。何気ない身の回りのものを飽きずに眺め続け、蟻や蛙や蝶など自宅の庭に出没する姿を観察して墨絵や油絵にした。主には油絵の小品だが、画面をで線と面で区切り平塗りした作品は小宇宙を感じさせる。抽象画に見えるがあくまでも、具象画を突き詰めた結果だ。書は余技であったのだろうが、人柄を反映した書の作品も人気があった。生きている時に、既に伝説化されていた。
僕の尊敬する彫刻家・後藤清一の作風や人柄に共通する要素があり、一度は訪ねたい美術館であった。

1階が油絵の展示室(絶筆の「アゲハ蝶」や「自画像」)と喫茶室とミュージアムショップとして陶器や絵画の展示販売室。2階が墨絵と書の展示室。3階は貸しギャラリーとして、いろいろな作家の作品の展示スペースとなっている。7月23日~8月10日は「佐田勝 油絵とガラス絵」展が開催されていた。

「後藤清一・彫刻館」を造りたい夢は実現していないが、何れの時に何れの人が実現してくれる事を願っている。

旧長崎町に在ったアトリエ村の跡地を見てから、池袋西口の東武百貨店6階の「寺田政明展」に行く。途中には、今回の展覧会に協賛した会場がいくつも在った。それらの会場を見ている時間の余裕が無かったのは残念だ。むしろそのような小さな会場に、今回の「回遊美術館」の意味が在ったのだろう。

「寺田政明展」
寺田政明(1912~1989)は豊島区長崎の池袋モンパルナスを代表する作家の一人。寺田のアトリエには長谷川利行・松本俊介・麻生三郎・福沢一郎・靉光・吉井忠らの画友が集り、子熊秀雄・高橋新吉・山之口獏ら詩人とも親しかった。美術と文学の密接なつながりは、「池袋モンパルナス」の大きな特徴で、以後の芸術村や芸術家の理想となったのだろう。昔の作家は売れるとか、売れないは余り大きな問題でなかったのだろう。
最近の経済至上主義的芸術とは反する要素が沢山ある。

今回は「きつね(思考)」「夜(眠れる丘)」など油絵とコンテの作品20余点が展示されていた。
俳優の寺田農は子息。

戦後,赤羽にも多くの画家が移り住んだ、彼らは、池袋のモンパルナスに対抗して、赤羽根モンマルトルと称した。憧れのパリのこと、エコール・ド・パリの画家たちの生き様や自分のやっている仕事のことを、夜な夜な酒を飲みながら語りあった。この状況、画家の司修は「赤羽モンマルトル」と題して幾つかの文を書いている。
パリに憧れ、海外に行くのは夢の世界だった。これが,僅か半世紀前の話しだ。
  1. 2008/07/26(土) 19:48:36|
  2. 旅行
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ジュリアン・オピー 展  其の二

「ジュリアン・オピー」展@水戸芸術館
2008.7.19~10.5  水戸芸術館現代美術ギャラリー+広場


水戸芸術館現代美術ギャラリーは、開館以来一貫して現代の美術を紹介してきた。
最近、現代美術を専門にする美術館も増えたが水戸芸術館美術ギャラリーは、日本でのパイオニアで、注目度は高い。

展覧会開催の作家との交渉が成立すると、1年以上前に作家は会場を訪れる。会場の広さ・高さ・面積や雰囲気を肌で感じ確かめ作品の構想を練リ製作、或いは過去の作品を選ぶ。作家にとっては特別の場となる。
今回の展覧会も、そのような過程を経た上で展示されている。

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入場口の受付の階段上に№1『横たわる男性のヌード』が描かれている。横幅が長く一目で見られないくらいだが、黒い太い線で描かれている。この作品や№2.『歩く人々』
№47『フランスの風景』など横に長い大画面は書いたのか、シール状のものを切って貼り付けたのか、シルクスクリーンのように印刷したのか、近づいてみても良く分からない。他の作品で黒い単純な1本の線に見えるが、良く見ると凹凸のある線。で構成された作品もある。
ギャラリー1.の№3~№12は『アン、ダンサー1』『タバコを持つルース2』などのポートレートのシリーズ。どれも大きな作品で単純かつ平坦な画面は迫力がある。

ギャラリー2.の№13と№15は『リュックとディヴィーンの結婚』。あたかも、切り絵のような作品。№18『まばたきするハナ、ロッティー、エスター』は額付きの液晶画面の顔の目玉が瞬きしたりする。

ギャラリー3.№19~№21は『石でできたシャノーザ』という題名の通り、石の表面に単純で太く浅い線で女性を描いた石を設置してある。彫刻というより石に描いたという感じだ。壁面には№25~№29『3つのパーツのシャノーザ』の連作。変則のフレームにより静止した作品に動きが感じられる。

ギャラリー4.№31.32は『服を脱ぐキエラ』と『服を脱ぐサラ』は昔のお菓子のおまけや文房具に在った、“レンチキラー加工”されたシールを思わせる。鑑賞者が見る場所を移動する事によって、見る角度によって、姿や衣装が変化して見える。№33~37もモノクロだが同じような技法で制作されている。

ギャラリー5.№45と46は『下着で踊るシャノーザ』『前進するスザンヌ』はLEDを使った作品、電光掲示板・電飾看板に使われるようなものだ。単純な線・単純な動きの繰り返しだが、優雅で官能的に見える。

我々の日常生活をとりまく電光掲示板や液晶の画面等をうまく取り込んで、見せる物になっている。現代の工業技術を駆使した工業製品の様でもある。

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この展覧会に関連して沢山の企画が組まれている。其の一部だが。
◎ 講演会「顔は語るージュリアン・オピーノポートレート」
 8月24日(土)14:00~16:00
 講師:斉藤 環
◎ ジュリアン・オピーをもっとよくわかるための現代美術講座
第一回 9月7日  「ジュリアン・オピーの軌跡」
第二回 9月13日 「変化する絵画」
  第三回 9月20日 「YBAとジュリアン・オピー」
  第四回 9月27日 「現代美術とポピュラーカルチャー」
* 各回 時間は14:00~15:30.で講師は水戸芸術館の学芸員。
音楽や美術は“見れば・聞けば分かる”との考えが本来だが、関連した知識を得れば更に楽しめる、とも言える。
時間を合わせて是非とも出席したい。

ギャラリー6以降の感想は次回に。
  1. 2008/07/22(火) 20:44:23|
  2. 美術展
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ジュリアン・オピー 展 

「ジュリアン・オピー」展@水戸芸術館
2008.7.19~10.5  水戸芸術館現代美術ギャラリー+広場


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№69 広場の芝生に設置された『スカートとトップで歩くスザンナ』

イギリスの現代美術作家、ジュリアン・オビーの個展が水戸芸術館で始まった。
この展覧会は、日本とイギリスの外交関係が、開始して百五十周年する事を記念したイギリス政府公認のイベントの一つでもある。開会式のレセプションには、ブリチッシュ・カウンシルの代表者が来水して、祝辞を述べた。

この日の芸術館の広場は、五軒地区のサマーナイト・コンサートも開催されていたから、芸術館は大賑わい。芝生の広場に設置されたオビーの作品は会場と一体化して、あたかも遊園地のようであった。

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彼は日本での知名度は少ないが、世界各地で展覧会が開催されている。今年も水戸を含め10箇所以上で開催されるようだ。
水戸には、10日前辺りから滞在して準備したようだで、僕も先週、芝生に作品を設置する姿を見た。


この展覧会について何回か書いてみたい、と思っている。

略歴は1958年にロンドンに生まれ。ロンドン大学を1982年に卒業後わずか3年足らずでヨーロッパの美術館やギャラリーで高い評価を受けた。彼の作品は、現代美術の大きなテーマに取り組んでいるようだ。
①絵画と立体。
②アートとデザイン。
③商品とアート作品。
平面作品もあれば、立体作品もある。活動初期からアートとデザインの枠を融合した活動を展開している。芸術的なことは意識しないで、作品を創る。
芸術至上主義の方から見れば、「何だこれ」と思うかも知れないが、時代は常に動いている。

点と線、特に線を強調したポートレートや歌麿・広重等日本の版画の影響を受けながら、コンピューターやLEDといった技術を最大限に生かした作品も制作している。

先ほど水戸芸術館で開催された宮島達男と共通する要素も有るな。と思って調べてみたら。現代美術の区分ではジェニー・ホルツアー(1950年生まれ)キキ・スミス(1954年生まれ)ビル・ヴィオラ(1951年生まれ)ルイーズ・ブルジョア(1911年生まれ)等と《マルティカルチュアリズム》と呼ばれる事もあるらしい。
多面的な文化を融合した作品とでも云うのか?よく判りません。

ルイーズ・ブルジョワは高齢だが、六本木ヒルズの大きな蜘蛛の作品で知られる。この作品は「テートモダン」絵葉書を見て知った。

現代美術の展覧会は観ていて、何ナノかな?と感じる事は多い。
今回の展覧会、浮世絵に着想を得た作品からコンピュウターやLED現代のテクノロジーを駆使した約70点の作品が展示されている。部屋ごとに作品の傾向が違うのが面白い。

夏休みの子供たちも楽しめるだろう。
  1. 2008/07/19(土) 20:39:19|
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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