再度、宮島達男展を観に行った。 B室の<Counting in You>は、時計の文字盤のようなものが描かれている。数字は1〜9までだ。全ての宮島作品の数字には、「0」は無いのだと解説があり、“そうなんだ”と始めて知った。といって見たことは1度しかないが、写真では何度か見ているのに。人間の記憶は曖昧なものだ。
H室。<Peace in Art Pssport> はワークショップキャラバン時にワークシート兼メッセージシートとして用いられた物だと言う。ラヴィーンドナラード・タゴール、パブロ・カザルス、チャーリー・チャップリン、ヨーゼフ・ボイス、オードリー・ヘップバーン、シン・コン・ソンの6人の略歴とメッセージが書かれている。ここでは割愛するが、会場でその用紙を貰い読んで欲しい。一部分を切り取るとはがきのように成っていて、自分の写真と名前・生年月日を書き込み、水戸芸術館に返信用の封書を添えて申し込むと、作家自筆のサインを入れたパスポートが返送される仕組みだ。
今回の宮島達男展は誰が観ても楽しめるだろう。素晴らしいな!と愉しむばかりでなく、「生」や「死」を真剣に考えるきっかけにも成る。 会場の構成も通常と異なり、受付の左の階段を上がった所が展示室Aでタイトルは<Death of Time > はヒロシマに捧げられた作品との事だが闇の中に赤いダイオードが発光している。のっけからのカンターパンチで呆然とした。