よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

藤原ゆみこ展 @常陽史料館・アートスポット

藤原ゆみこ展 @常陽史料館・アートスポット
「時に棲む彩(ときにすむいろ)」4月4日~5月21日


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牛久市在住の美術家・藤原ゆみこさんの「時に棲む彩(ときにすむいろ)」と題する展覧会が水戸市備前町の「常陽史料館・アートスポット」で開催されている。

藤原さんの作品は2012年・14年・16年に「ギャラリーしえる」で拝見している。会場で作者にお目に掛かっているが、楚々と和服をお召しになり、オカッパの髪型と相まった姿は作品同様にお洒落だ。

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琳派の様な屏風の大作。

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抱一より華麗な、銀箔地の百合の花。

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群青と金彩の額装作品。

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背景の布地と相まって洗練された軸装作品。


伝統的な日本画の顔料を使いながら、より現代的で洗練された作品揃い。
  1. 2017/04/20(木) 11:12:53|
  2. 美術展
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東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展@茨城県近代美術館

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展@茨城県近代美術館
明日(4月2日)まで


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1階の常設展示場を特別展の会場に。

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唐招提寺境内の「御影堂」は「鑑真和上坐像」を奉じる仏殿で通常は非公開。

元は、興福寺の別当坊だった一乗院宸殿の遺構で、明治以降は県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使われたものを昭和39年(1964)に唐招提寺に移築復元し御影堂としたもの。
移築・復元に際し東山魁夷が10年の歳月をかけて障壁画全68面を描かれた。

平成27年(2015)から「御影堂」の大修理事業が始まって「鑑真和上坐像」は新宝蔵に遷座した。

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改修工事に伴い、障壁画全68面を移動することになり茨城県近代美術館で公開する貴重な機会となった。

1階の常設展示場を特別展の会場の内部、柱や梁など本物の様に見える。
間接照明は作品を浮き上がらせる幻想的。

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唐招提寺御影堂障壁画 山雲(部分)
昭和50年 唐招提寺蔵

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唐招提寺御影堂障壁画 濤声(部分) 昭和50年 唐招提寺蔵

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唐招提寺御影堂障壁画 揚州薫風(部分) 昭和55年 唐招提寺蔵

第2室には
障壁画を描くにあたって、日本と中国各地を巡り取材を重ねたスケッチや下図、試作を紹介し、完成にいたる制作過程を偲ぶことが出来る。

東山魁夷の渾身の作、と云うべき執念を感じた。
  1. 2017/04/01(土) 09:24:06|
  2. 美術展
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西成田洋子展「記憶の領域2017」@ギャラリーしえる

西成田洋子展「記憶の領域2017」@ギャラリーしえる
2017年2月21日~3月5日


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西成田洋子さんの「記憶の領域」シリーズが始まったのが1991年。
自分の身の回りに有る廃物、布きれ・ボタン・ビニールチューブ・テープ・針金、新聞紙などを縫い合わせ、針金などで繋ぎあわせて形を造り、着色しニスで仕上げる。
怪獣のようでもあり、おどろおどろした感じは不気味でもあったが、現在の社会に対する悲しい抵抗にも見え、愛すべき存在にも思えた。

パーツのそれぞれには何らかの「記憶」が宿されているので「記憶の領域」と云うタイトルとなり、新たな「モノ」との出会いは発掘作業にも似て、尽きることなくシリーズ化した。

2002年、文化庁派遣研修員としておのーヨークに滞在してから、大分変化したように思う。

当初のジャンクアート的なものから、発表ごとに洗練され造形作品として完成度を高めてきたように思える。

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中央にドンと置かれたこの作品は、見る角度によっていかようにも変化する。

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縫い合わせて作られたこの作品は、ふっわとした毛のマフラーが付いている。
今までにない作風で、何か心境の変化でも?
写真が良く撮れていませんが、かなり精緻で濃密な作品です。

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最近は平面作品も制作されている。
作家は心のままに気軽に描いているように思えるが、立体の要素を平面に凝縮された感じがする。


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奥の部屋には身近な材料を使用した愛らしい小品が数点ならんでいる。
大作は手元に置けないが、これらは身辺の愛玩品として最適。

  1. 2017/02/23(木) 12:33:28|
  2. 美術展
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マキ ヨウイチ -タビノキセキ -@ギャラリー加古

マキ ヨウイチ -タビノキセキ -@ギャラリー加古
2月3日~2月12日


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パリの街角やフランスの風景画を描いて人気のあったマキ ヨウイチ(1951~2011)の「タビノキセキ」と題する個展が「ギャラリー加古」(水戸市河和田1-1545-7)で開催されている。

最後の墨彩画5点のうち3点をシルクスクリーンによる版画(限定25部)として制作した記念の展覧会でもあるらしい。

1マキ

4マキ

西の内の和紙に描かれた、フランス南西の世界遺産の街・サンテミリオンの家並みの作品が特に素晴らしい。
作家は6年前に亡くなったが、存命であれば「和紙に墨」の世界がさらに発展を遂げたのでは、と思えた。

2マキ

「ギャラリー加古」オーナーの菅野政司さんは、元ボンベルタ伊勢甚美術部・画廊担当だった。作家やコレクターに広い人脈を生かして創業したのは2001年11月。5年・10年と継続するのは至難の業。

創業20周年に向け更なる展開を願った。
  1. 2017/02/05(日) 17:15:50|
  2. 美術展
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島剛彫刻展@ギャラリー桜林(常陸国出雲大社境内)

島剛彫刻展@ギャラリー桜林(常陸国出雲大社境内)
2016年12月17日~2017年3月5日

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「島剛彫刻展 CORE SAMPLE WORK Inward⇆Outward 地中内視/向き合う視線」

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会場は常陸国出雲大社境内の「ギャラリー桜林」は2016年2月に新設された「桜林館」に開設された現代美術のギャラリー。
宗教法人に附属した美術館・ギャラリーが多いのは、教祖や関係者に美術に対する感性・霊性が強い方などが多いのかもしれない。

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案内ロボット、Pepper(ペッパー)がお出迎え。

画廊代表の石橋研二郎さんによると「高橋宮司はミヅマアートギャラリー代表三潴 末雄氏と学生からの長い付き合いで、海外旅行などを通して世界の芸術や文化宗教に触れ、“日本文化を世界に誇る文化として発信したい”お互い共感していたことにあると思います」との話。画廊専従者を配置していることから意気ごみの程が分かる。何れは美術館の開設か。


島剛(しま つよし1963~)は木型の内部を炎で焼きコンクリートを流し込んで取り出した「Firework」シリーズ(1987年)に始まり、ブロンズ像によるモニュメント「木霊の壺」(1996年)、陶土に木肌を写し取る手法による大型陶彫「倒木更新」や「切株更新」シリーズ(1998年)などを制作し、2003年から1年間の屋久島研修後は、磁土を熔かしこむ無垢の塊作品「0 point」シリーズ(2012年)を発表するなど様々な素材と対峙し制作している

1996年茨城大学講師として着任以来2000年助教授、2014年から教授として現在に至る。

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本展は、2014年から取り組む多色の廃棄ビンを熔解させた無垢のガラス作品の「元型の海」、「泥雲」などに続く「CORE SAMPLE WORK」シリーズ。


作家の住まいの近所、木内酒造の「ネストビール」の廃棄ビンを熔解させた。

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原料にするガラス瓶の色・溶解温度や冷却時間などにより、多彩な作品が誕生する。

温度や時間の見極めが重要なポイントとなる。

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岩の様な1.、5トンの重量作品も。

素材が変っても地球や自然への畏怖、再生・更新を主題とする世界観と制作態度は変らない。
  1. 2017/01/21(土) 16:27:43|
  2. 美術展
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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