よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

瀬戸・常滑の山茶碗

瀬戸・常滑の山茶碗

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今日(6月18日)は月に一度の「日めくり俳句会」

句会の度に、何らかの古物を持参し仲間内に披露している。
今回はかなり以前に買い求めた「山茶碗」。

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「山茶碗」は鎌倉時代に瀬戸や常滑の山々で焼かれた無釉の焼き締め陶器。
穴窯ではあるが、重ね焼きして大量に焼成した。

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積み重ねた最上部は、薪の灰が大量に積もって自然に釉薬が掛かる。
緑色や、たまには青みを帯びた乳白色(ナマコユと呼ばれる)が掛かったものもあるなど、自然が作った素晴らしい造型だ。
正に、炎の芸術と言える。

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底は平らなものと、高台が付いたものもある。

時には裏側が美しいものもある。

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表の底の部分が平なら、夏の茶碗として、抹茶を飲むのにも使える。

素朴だが使いこむほどに味が良くなる。
先ずは、酒器として使ってみよう。

嘱目吟で詠んだのが、
「父の日や独り酒酌む山茶碗」 
  1. 2018/06/17(日) 22:54:07|
  2. 骨董
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古民芸「もりた」@港区南青山5-12-2

古民芸「もりた」@港区南青山5-12-2

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森永博志presents 「第3土ヨー日」参加のため、久し振りに地下鉄「表参道駅」で降りた。骨董の世界に魅入られていた時代、ここを起点に歩き回った。

通称「青山骨董通り」今はファッション関連が多くはなったが、老舗の骨董・古美術店が残っている。

1970(昭和45)年に開業した古民芸「もりた」は古民芸店の聖地ともいえ、いつ覗いても選び抜かれた品々が並んでいる。

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時代の変遷と共に扱う商品に若干の相違はあるにしても。店主の森田直さんが己の眼と足で品を探し販売されるスタイルは変わらない。
目白の「古道具・坂田」の坂田和實さんと同様、一貫して自分の道を歩まれている。

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今では、眺めるだけで「買う」という欲望を失念したが、この店の品々を観ると、欲しい!の想いがつのる。

この日は先を急ぐ、を言い訳に店を出た。
骨董の虫は未だ死に絶えづ、蠢いているらしい。

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●骨董通りはファッションストリートに変貌した。
  1. 2017/11/26(日) 16:13:38|
  2. 骨董
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「古道具・坂田」坂田和實さん@ 新宿区下落合3-18-9

「古道具・坂田」坂田和實さん@新宿区下落合3-18-9

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永青文庫での「春画展 SHUNGA」を観て、目白通りに戻って目白駅を目指す。
目白駅から間もなく、通りから1本入った住宅街に、ひっそりと存在する「古道具・坂田」。

店主の坂田和實さんは1945年福岡県生れ、1973年に東京・目白に古道具屋を開く。開店当時から感覚の鋭い店として人気を博してきたが「芸術新潮」の連載が『ひとりよがりのものさし』(2003年・新潮社)として刊行されて多くの人達に知られるようになった。
2012年10月3日 ~11月25日 に渋谷区立松濤美術館で開催された「特別展 古道具、その行き先-坂田和實の40年-」は幅広い人たちの共感をよんだ。
特に若い男女のカップル、或いは、若い女性のグループが目立ち、現代美術の展覧会の様な雰囲気だった。

飾らぬ人柄で、誰にでも優しく接してくれる誠実な方だが、「モノを観る眼」、自分なりの尺度・基準を持ち、既成の美の基準や価値観から抜け出た処に存在している魅力がある。
たまにではあるが、訪ねると目から鱗が剥がれた気になる。
常に、初心に帰って「素直に物を観る」ことの大切さを、自問自答する。

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残念ながら、この日はお店に居らず、ご婦人が店番をされていた。
年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、ヨーロッパ、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を仕入れてくる。
全て、自分の眼にかなった品物ばかり。
これぞという品にはっめったに出会わないらしいから、難しい仕事だ。

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留守番の方にお訊きはしなかった、海外仕入れ、或いは国内の出張販売に出かけたのかもしれない。
戻ってから分かったが、9月4日(金) ~9月7日(月)の4日間、盛岡 の「光原社」で展示販売をしていたようだ。
シェ・ジャニーが盛岡の材木町に開店したが、その反対側だ。
先に知っていれば、ジャニーに連絡で来たのに。
もっとも、ジャニーは目の前なので、観たかもしれない。

坂田さんのファンは全国で、国内各地の工芸店や骨董商から出張販売のお声がかかる。断りきれずに、要望に応えて出かけることもあるようだ。

更に、1994年、千葉県長生郡長南町に「美術館 as it is|」を開館した。
「あるがままに」と云う様な意味らしい。
設計は中村好文(この方は松山の伊丹十三記念館も作られた建築家)
開館日は金・土・日・祝日。
コレクションの展示やテーマを決め、年に数回展示替え。

ここにも一度は訪ねたいと思っているが、実現していない。
  1. 2015/10/02(金) 08:27:41|
  2. 骨董
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『羊をめぐる動物たち』@繭山龍泉堂

『羊をめぐる動物たち』@繭山龍泉堂

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4月16日から18日までの3日間「東京アートアンティーク」が京橋・日本橋で開催された。「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年から始まり、2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改め、今回で6年目を迎えた。

この期間は敷居の高い著名店を気楽に覗くことが出来る。
各店独自の企画や展示がなされる。
繭山龍泉堂では専務・川島公之氏の「ギャラリートーク」がある。
一昨年も聴いたが今年は『羊をめぐる動物たち』
17日、18日の両日、繭山龍泉堂の2階で15:00~開かれた。

今年の干支「ひつじ」をテーマに据 えた、話と現品の展示。
「羊」と「山羊」の区別は難しいが、古美術のなかでも重要なモチーフとしてたびたび登場する。
ユーラシア大陸で古代メソポタミア文明を支えた重要な家畜。
『美』と云う字は「羊」の頭から足までを上から見た姿だそうな。

スライドによる説明と展示されている現品を手に取って観られる時間もあって、とても楽しい時間であった。


一時期、大量に発掘されて市場に出回った「ルリスタン」の青銅器も展示された。昨年11月19日から22日に神戸~倉敷~岡山~姫路~神戸の3泊4日の旅をして、念願の大原美術館を訪ねた。想像以上の広さと広範囲なコレクションであった。更に、倉敷アイビースクエア内の「児島虎次郎記念館」内の「オリエント室」蒐集品の質の高さに感動した。
その際「ルリスタン」出土の品々が展示されてはいたが、手に取って観ることは不可能。今回は間近に手に取って観られた。

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西晋~東晋の「古越磁」の羊の置物なども見事だった。
「羊」に「義」を加えると「犠牲(いけにえ)」となるが、古来「羊」は儀式にも使われる貴重で重要な家畜であった証拠だろう。
中国語の発音では「陽」と同じ「YANG」だそうな。

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饕餮文に羊文も加わった殷時代の青銅器も手に取ることが出来た。
殷・周の青銅器は憧れの1つだが、自分の手元に置けるほど安価な品物ではない。
この様な催事の際には、常日頃手に出来ないものを手に出来る魅力がある。
17日(金)は荒天の予報であったが、さほど降られることも無く、各店を廻ることが出来た。
  1. 2015/04/22(水) 05:32:47|
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東京 アート アンティーク ~日本橋・京橋美術骨董まつり~

東京 アート アンティーク ~日本橋・京橋美術骨董まつり~
4月16日(木)~18日(土)


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東京都中央区の京橋・日本橋エリアは古美術、近・現代美術に関連した専門店が多く、銀座と並ぶ個性豊かなアートの密集地。
敷居が高く感じる、美術・骨董の世界を気軽に体験してもらいたいと「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年から始まり、2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改め、今回で6年目を迎える。

著名な店は入りづらく、店頭ウインドの品しか見られないが、この期間は気楽に入店できる。
約80軒の美術店・画廊が参加するが、3日間の開催期間中に全てを見るのは不可能だから、事前に興味ある店や行ったことのない店をリストアップする。

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ギャラリートークや呈茶のもてなしをする店もあるので、時間などを確かめる必要がある。

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案内の冊子の中に「ちょっといい話」と題して店主お勧めのお菓子屋や鮨屋なども紹介されている。
期間中に限らず、これらの店を訪ねてみるのも愉しい。

  1. 2015/04/16(木) 21:36:55|
  2. 骨董
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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