よーちゃんの雑記帳  

街と人との出会いが楽しみ。

ひめくり俳句会

ひめくり俳句会


明日12月16日は「日めくり俳句会」。
句会の前に御題が出る。

今回は、十二月・小春・テーマとして友人。
月に一度のことだから、とにかく、つじつま合う様に作るが苦界だ。
恥ずかしながらの、披露しておきます。

十二月
①十二月なれどサイゴンホーチミン
②越南の戦はいづこ十二月
③マンションの工事進みて十二月
④どっちらけ衆議院選は十二月

小春 
①小春日や赤いポルシェが納車さる
②小春日やレンタサイクル寛永寺
③小春日や豆大福ひとつ買う
④小春日や青銅の椀に花を挿し

テーマ・友人
①クリスマスカードの文字はいつ来るの
②退院の知らせ嬉しや冬日和
③新蕎麦の誘い日々あり有り難し
④安否問う余震電話や隙間風

*因みに越南とは、ベトナムのことです。ご当地俳句のようなものが多くなりました。


  1. 2012/12/15(土) 21:13:38|
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寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます



23日の夜から24日未明にかけて雪が降った。
暦の上の寒の内が一年の内最も気候の寒い季節。
2月4日の立春まで、しばらく寒さが続きそうだ。

寒さのせいばかりではないが、怠け癖がついてブログの更新がままならない。
言い訳の「寒中見舞い」としたが、講談社版の歳時記には、
『寒見舞』寒中、知人友人の安否を見舞うために訪れたり、手紙を出したり、物を贈ったりすること。いわば、暑中見舞いと対照する習慣で、これという要件はない挨拶、、、、、とあり、例句として

しもふりの肉ひとつつみ寒見舞い  上村占魚
寒見舞いとて賜はりぬ佐久の鯉   加藤覚範
雉一羽さげて村老寒見舞い     土山紫牛

本来、肉の類を手土産ご挨拶に伺うのが本筋らしい。
言葉だけで、申し訳ありません。

「日めくり」二月の句会の当番の輝子さんより御題が届いた。
① 寒明け
② 二月
③ テーマとして「不眠」
締め切りは2月19日、さて、どうしましょう。
  1. 2012/01/25(水) 23:10:40|
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金子 兜太講演会「水戸で出会った人と本」

金子 兜太講演会「水戸で出会った人と本」

国民読書年記念講演会 11月20日 午後2時~  
@水戸市三の丸常陽藝文ホール


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旧制水戸高等学校に学んだ俳人の金子兜太さん(91)の講演会が開催された。
朝日新聞の俳句欄の選者でNHKの俳句番組の常連、戦後の俳壇をリードしてきた人物だけに多数の人が詰めかけた。
さらに旧制水戸高等学校の関係者も多く、いわば里帰りの感じもした。
現代俳句協会名誉会長を努める俳句界の重鎮だが、気取らず・ズバズバと話す語り口は絶妙で、とても91歳とは思えない若さだ。

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「水戸で出会った人と本」と題し、水戸高等学校時代の思い出を話された。

埼玉県出身の金子さんは、バンカラな校風に魅力を感じ旧制水戸高等学校に入学した。
水戸高等学校の教官・長谷川四郎から西田幾多郎の『善の研究』倉田百三の『出家とその弟子』阿部次郎の『三太郎の日記』を読むように勧められた。
この3冊は旧制高等学校の生徒の必読書であった。
とりわけ『善の研究』は生涯を通じて、自由の精神・自分の感性をもとに生きる根幹となったという。

在学中、出澤 三太の誘いで句会に参加「白梅や老子無心の旅に住む」が俳人・金子兜太の初めての一句。
以後、次第に俳句の世界にのめりこんでいった。
出澤は東京の麻布中学の出身で「彼ほど自由で天才的な能力を持った人物に出会ったことがない」と言い、付き合いは終生続いたという。

金子兜太は花や鳥ではなく人間と現実の社会を意識した俳句を詠む。

人体冷えて東北白い花盛り
蛾のまなこ赤光なれば海を戀う
彎曲し火傷し爆心地のマラソン
梅咲いて庭中に青鮫が来ている
おおかみに螢が一つ付いていた

などが代表作といわれるが「少ない文字で、制約があるからこそ自由なのです」と自分の感覚を大事にした自由な生き方を強調していた。

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今回の講演会に合わせ、句碑が水戸市松本町の庭園「保和苑」に建立された。
碑には「白梅や老子無心の旅に住む」の一句が刻まれている。
文字は、金子さん自筆による色紙を拡大した。
  1. 2010/11/20(土) 20:07:19|
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フクジュソウ(福寿草)

フクジュソウ(福寿草)

1麦や


久し振りに那珂市の「麦や」に行った。
相変わらず素晴しい佇まいだ。

落葉樹ばかりなので、陽だまりが温かい.。

3麦や

庭の片隅に福寿草が咲いていた。
別名はガンジツソウ(元日草)といい、キンポウゲ科の多年草で毒草であるらしい。

今月の句会の題が「福寿草」であった。
その幾つか転載しておく。


亡き妻に逢えて耀き耀き福寿草  吉治
福寿草みんな貧しきころの花    靖
過ぎたこと過行くことの福寿草   輝子 
日だまりにあるしあわせよ福寿草 輝子
元日草母娘でつまむ甘きもの   美智子   
クレヨンの減る色同じ福寿草    克人   


子供の頃、新年に向け福寿草を炬燵の中で暖めた。
懐かしい想い出だ。
  1. 2010/01/28(木) 02:53:09|
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「日めくり俳句会」

「日めくり俳句会」 @水戸市国際交流センター

日めくり(最近、目にする機会が少ないが暦の一種)の如く、一日に一句の俳句を作ろう。
という望みを持って作られた俳句会、が結成されて30年くらい経つ。
僕も、発足して間もない頃に参加した。
当初は訳も分からず面白がっていたが、その内に行き詰まってしまった。
以後は、名ばかりの会員という状況が長く続いた。
昨年辺りから、まともに出席し、俳句も作るようになった。

この俳句会に宗匠はいない。
会はメンバー全員の輪番で運営される。
年に1~2度、月例会を主管しなければならない。

12月は僕の担当で、例会は明日(13日)だ。
事前に、お題を出し、締切日までに会員の句を集め、作者名を伏せた一覧表を作る。
等の作業をしなければならない。

句会当日は、メンバーが集ったらその一覧表から各自が好みの句を選ぶ。
それらを集計してその日の高得点者が選ばれる。

という流れになるが、12月は皆さんお忙しいようで、投句と参加者も少なめのよう。
御題ごとの句を並べました。
好みの句がありましたら、コメント下さい。

帰り花

① 帰り花予後よくて読む方丈記
② 帰り花空に描いて筆重し
③ 帰り花せめては蝶のありうべし
④ 帰り花これより山方宿といふ
⑤ 返り花弥七の墓は山襞に
⑥ 士族むかしこの辺りにか返り花
⑦ だらだらの下り坂なか帰り花
⑧ 古里は一ッときめて忘れ花
⑨ 狂い花金子光晴なが眉毛
⑩ 入植地日は翳りけり忘れ花
⑪ 帰り花手元の鋏失せにけり
⑫ 地のままで生きてゆこうよ返り花
⑬ ビル街の午後の公園返り花
⑭ 番をよくする犬のいて帰り花
⑮ 言の葉によらぬ語りよ帰り花
⑯ 帰り花卑近なる夢多く見て
⑰ 帰り花車窓に映るシャッター街
⑱ パステルの服着替えおり帰り花
⑲ 黙々と皆ウォーキング帰り花
⑳ 帰り花憧れる能の花供養
21 帰り花正子に捧ぐ花供養
22 廃村のポストが赤い忘れ咲き
23 狂い花口座振り込む甲のシミ
24 帰り花無口な人の声を待つ
25 珍シキト云えぬコトな狂い花
26 狂い咲き十年の時巻き戻し
27 シナトラの盤の針飛ぶ忘れ花

牡蠣

① 「死のうか」と云ひしはむかし酢牡蠣喰ふ
② 名産の牡蠣お歳暮の夢届く
③ 菜箸を寄越しなさいよ牡蠣の鍋
④ 牡蠣したたり女孕みをり海へ
⑤ かき鍋や父は厳しき父ならず
⑥ 牡牡蠣や海なき民の古代文字
⑦ 手の爪をきるころである酢牡蠣喰う
⑧ 妹は姉にしたがひ牡蠣フライ
⑨ お互ひの齢(よはひ)嗤って牡蠣すゝる
⑩ 本心は小さな牡蠣を好みけり
⑪ 喉通る檸檬滴る牡蠣啜る
⑫ 牡蠣鍋やコレステロールは置いといて
⑬ 牡蠣食えば巡る季節に巡らぬ士
⑭ たちまちにその身隠すや鍋の牡蠣
⑮ 小振りやなランチタイムの牡蠣フライ
⑯ 牡蠣鍋や満面喜色老女会
⑰ 刷り込みの記憶とざして牡蠣啜る
⑱ 生ガキが好きで気弱で痛風で
⑲ 品書きの酢牡蠣頼んで話継ぐ
⑳ 牡蠣殻は燃えないごみに入れるのや
21 誕生日家族揃って牡蠣フライ
22 昼なれどオイスターバーに客多し
23 待ちわびた「かき徳」の樽届きたり

酉の市

① 人波のいよよ荒れゆく酉の市
② 熊手あげ念仏万倍酉の市
③ へこみある石畳沿い二の酉へ
④ 教へ子の肩車する酉の町
⑤ 背伸びして何を量るや酉の市
⑥ 酉の市耳の大きな人の居て
⑦ チャリティの絵を搬入し一の酉
⑧ 吉原でちりぢりとなる酉の市
⑨ 大事には至らず小吉お酉さま
⑩ 熊手より手締め大きく酉の市
⑪ 先代もまだ店に立ち酉の市
⑫ 縁起物なりとのみ知る酉の市
⑬ 産土に生き死ぬ者ども酉の市
⑭ 万太郎荷風あらずも酉の市
⑮ 二番底の暗き風あり酉の市
⑯ 福徳を恃(たの)む伉配(こうはい)酉の市
⑰ 大火事の昔ばなしや三の酉
⑱ 芸人の喜怒哀楽や酉の市
⑲ UFOを見たと子が言ふ一の酉
⑳ お酉さま夢をみさせてくんなまし
21 酉の町今も美登利が在る如く
22 酉の市まづは「藪」から正太郎

俳句と遊ぶのが目的の句会だが、終了後の飲み食いの集いも楽しみの内。
明日は、余興に「香を聞く」隠し玉も準備した。

  1. 2009/12/12(土) 20:06:36|
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プロフィール

たかはし よういち

Author:たかはし よういち
離俗の世界に憧れながら、市井の片隅でうごめいています。
ささやかなモノやコトに幸せを感じます。
私が別に運営している「西の谷万葉公園を美しく」のブログは、以下のリンクからアクセスしてください。
重複する記事も有りますが、自然を大切に、簡素な生活を。
の気持ちを大切にしたいと思います。

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